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今日を今日と思えないあなたへ⑦

こんにちは、こうんです。

先日、27歳になりました。
私の人生に関わってきてくれた皆さま、どうもありがとうございます。

誕生日の日、お友達と山に登りました。
登り3時間、下り2時間。楽しかった^^

登山中、友達が「森のいい匂いがする~」みたいなことを言っていたのですが、私はあまり気づかなかったので、自分にとって自然の中の匂いは身近なものなのかもしれないと思いました。

それで思い出したのですが、東京にいたとき、一度『自然の中に行きたい…森の中のあの匂いを嗅ぎたい…‼』という強い衝動に駆られたことがありました。

モデルナのワクチン接種の副反応で発熱し、会社を珍しく休んだ日でした。
夕方前には熱が下がってきたので、罪悪感を少し感じつつ高尾山に行きました。家から電車で1時間くらいの距離でしたが、途中の電車が止まっていたりして、もっとかかりました。

裏道を登って行ったら、一人で登っている小6くらいの男の子に会い(←夕方だよ?)、一緒に登って途中まで電車で一緒に帰りました。
登り始めたら意外ときつかったので、彼がいてくれてよかったです。

あの時結局、森の匂いはしたんだっけかな…?
多分、明日も頑張る理由が欲しかったんだと思います。

退職話の続きを書きます。
今回は、自己憐憫&怒りモード全開です。

6.退職時、会社に望んだこと(続き)

*前回書いたこと*
・休職中も「復帰」のことを考えてしまいなかなか心休まらずTT
・会社には戻らないと決めた。
・退職にあたり、会社と交渉。

2023年4月末、会社に退職の意思を告げ、下記2点の検討をお願いしました。

①私が経験したことはハラスメントであったと認め、自己都合退職ではなく会社都合退職とすること。
②同じようなハラスメント行為が社内で二度と繰り返されないよう、再発防止策をとること。

あの時の面談の相手が、怖い人事の人だったらちゃんと言えていたか自信がありません…。社外で顔見知りだったYさんだったので、思ったことを全て伝えることができました。


助けて私の応援団

検討をお願いできたはいいものの、帰宅してからも気持ちが落ち着きませんでした。

後悔の念や恥ずかしさ。
今頃、人事の人たちや拠点長に話が伝わっているだろうか。
どんな顔をするだろう。
また裏切られるような結果になったらどうしよう。
だからやめとけって言ったのに。
期待しちゃいけない。やれることはやった。人事を尽くして天命を待つだ。
…でも、うつがまた悪化したらどうしよう…。

不安すぎて、第三者に大丈夫だよと言ってほしくて、当時連絡を取っていた何人かの親しい友人たちにクソ長報告メッセージを送りました。
勝手に、『私の応援団』と呼んでいます。

読んでくれるだけでも有難いのですが、三者三様、違う返信をくれてとても参考になったし、心の支えになりました。
スクリーンショットにしたり、Keepに保存したりして、見返せるようにしていました。

そういえば、大学4年生の頃、私が自覚していた自分の短所の一つが、『人を頼れないこと』でした。

あれっ?
できるようになっちゃってんじゃないの??\( 'ω')/

会社の対応

2023年5月19日(金)の退職の4日前、15日(月)人事のEさん(ちと怖い方)から電話がありました。出損ねたので、泣く泣く掛け直しました。笑

私がお願いした①②についての、報告でした。
以下、概要。


・こうんのお願いをきっかけに、本社(東京)でIRの部署にヒアリング調査が行われた。
・こうんの休職(2022年8月頃~)をきっかけに、一応再発防止策のようなものは取られたらしい。取締役のGさんにも話は伝わり(あたりめーだ休む前に直接話したんだから)、同じようなことがもう起きないよう一応確認した。
・後任の方は、特に問題なく働けているとのこと。
・S先輩は、ご自分のせいでこうんが休職することになったと、申し訳なく思っていたとのこと。
⇒『②同じようなハラスメント行為が社内で二度と繰り返されないよう、再発防止策をとること。』については一応OKぽい。



後任の方は元々東京の方で、私より数年先輩でもあったので実はあまり心配していなかったのですが、少しでもアクションが取られていたようなので、少しだけ安心しました。
まあ正直、あそこの社内調査なんてあまり信用できないという気持ちが大きいですけどね( 'ω')
IRで私に起こったことはよくないことだったと、会社は認めてくれているようだと理解しました。最大限対応してもらえて、有難いと思いました。

続いて、①会社都合退職になるかについて。


・監査役含め、会社の上層部で話し合ってくれた。
・こうんが復帰した後、英語力を活かすことができるAチームに席を用意していた。(つまり、会社としてはいいポジションを準備していたということ)
・こうんが「やりたいことが見つかった」とのことで、こうんの意思を尊重して、自己都合退職でよろぴこ。


…うーんちょっと日本語がよく分からない…
会社都合にしてほしいという私の意思を尊重して??自己都合???
どこかの国会答弁みたいだなーと思いました。

もうー、だから言ったじゃん。
退職の意思を伝えるときは、次の仕事のこととかは濁して言わなきゃダメだって。手の内を全部明かしてはだめだって!
ネットに転がっている、退職についてのハウツー記事は正しかった…!
Yさんが話しやすすぎてな…あれは罠だったのかくそう。(←違う)

やりたいことが見つかったから、自己都合?

そのとき私がやりたいと考えていたことは、WEBデザインです。
復帰することが難しそうだという考えが浮かび始めたため、探し始め見つけたものです。

しばらくぶりに「意欲」というものが沸いてきた2023年2月、
なけなしの気力を使って見つけたものです。

たまたま見つけたものではあったけれど、
ハラスメントで心身を壊し、
あの会社に戻ることはできないという考えに至ったからこそ、
必要に追われ見つけたものです。

病→復職できない→他の仕事が必要…→やりたい(=自分をそこまでいじめずに食っていけそうな)ことを見つける
というフローがあって辿り着いたものだと思っています。

それを自己都合退職の理由の一つにされることには、正直納得がいきませんでした。私の意思を尊重してくださるのならば、会社都合退職としていただきたかったです。

検討してもらえたことは非常に有難いけれど、「自己都合」という判断には納得できないと、勇気を出して電話口でお伝えしました。
何か、コロナが始まったばかりの頃、家に県外から家族が来るという報告を会社にしたときに、「検討した結果、3日間自宅待機で。いいね?」と告げられるのと同じくらいのテンションで言われ、それであたかも一つの問題クリア!みたいな感じで終わりそうになってしまったので、言いました。

『えーとえーとえーと、何かおかしいよな?この違和感の正体を言語化しろ!!』と、炭治郎ばりに一瞬で自問自答して、自分を鼓舞して、絞り出しました。
私、偉かった。

その部署、良いポジションなのか…

また、英語力を活かせるチームのポジションを用意してくれていたことも、会社都合退職を認めない理由の一つとのこと。

しかしその話は、タイミングが合わなかったからだと思いますが、私には知らされていませんでした。
社内の知り合いからも、内容がハードで離職率が非常に高いチームでもあるとも聞いていたため、復帰しなくてよかったのではないかと思ってしまったのが、正直な心境でした。

仕事の内容がきついこともあるのは仕方ないかもしれません。
でも、業務量が多すぎるとか、心を病んでしまう程の激務が継続するのはなかなかに辛いことです。

いや、てかどんだけ激務なんだよ。
私が東京に異動する前にいた部署も、人がどんどん居なくなって、私の大切な先輩は激務にやられて休職したりしてたし。
どうしたらそこまで悪化させられるの?どういうこと…?

世の中に必要な仕事ならば、それでいいのでしょうか。
雇用を生み出していれば、昇進はまちまち、低賃金でもいいのでしょうか。
私の考えが甘すぎるのでしょうか。

私の地元に、自分を守る術を持つ人が増え、これ以上犠牲者が増えないことを祈ります。


所々追加していますが、基本的には退職届の添付別紙に書いたことです。
書きすぎたかな。
でもなぁ、どうせもう会うこともないしな。
どうせ社長が読んでくれるとも限らんしな。
できる限り丁寧に、マイルドに書きました。
こうんの最後の叫び、届いたかな。
蚊帳の外にいる奴が叫んでる言葉なんて、届いても何も変わらないだろうなーw

それでも、あの会社の中で起こった事実として、私が経験したことを認知してほしかったです。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
次回はようやく退職します。

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