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【中小企業の採用マニュアル①】採用の目的とチーム編成の設定

「採用って、どこから手を付ければよいか分からない…」
そんな新人採用担当者の皆様に朗報です!

◎企業YouTube動画を3800本以上
◎中小企業に特化した採用支援を160社

をプロデュースしてきた、カウテレビジョン高橋が
「新人採用担当社のための採用マニュアル」をお届けいたします!
記事は全5本お届けします!

全体のメニュー(記事全5本)
①採用目的・チーム編成の設定
②採用目標・求める人物像の設定
②選考基準・選ばれる理由づくりの設定
④採用フローの全体設計(内定出し~フォロー~入社まで)
⑤インターンシップの設計

こちらの文章はカウテレビジョン代表髙橋の助手、手島が執筆しております。
記事について、皆様の温かいコメント・スキをお待ちしております💁‍♀️

<みなさんにちょこっと自己紹介>
🐄カウテレビジョン🐄
企業専門のインターネットテレビ局、メディア事業と採用支援事業を行っています。

🐄髙橋康徳🐄
①元地上波テレビ報道記者
②9.11同時多発テロをきっかけに独立
③企業専門ネットテレビ局カウテレビジョンを創設(2005)
④九州アントレプレナー大賞(2010)
⑤福岡市ビジネスプラン大賞(2005)
⑥企業YouTube動画を3800本以上プロデュース
⑦中小企業に特化した採用支援を160社
⑧経営者オタクで番組対談した社長の数は700名以上

採用目的の設定

・採用活動には幹と枝がある

新人の採用担当者の方から、よく尋ねられる質問に、

・どんな面接をすればいいのか?
・インターンシップはどんなメニューがいいのか?
・何次選考までするべきか?
・選考基準はどうすればいいのか?

といった質問を受けることがありますが、それらはいずれもの話です。

一番最初に決めておくべき

それ以外は、幹である採用の目的を成就させてから考える、手段の話だと思います。

・採用目的の考え方

さて、あなたの会社で「採用の目的は?」と聞かれて何と答えますか?

このような理由で採用している企業も多くありました。
しかし、会社都合の目的では採用が難しい時代です。

「売上アップのため?」「企業発展のため?」という理由では
「社員は目的ではなく手段なのですか?」とツッコミが入る恐れがあります。

・会社発展が目的で社員が手段になると共感されない

お互いが自分のことしか考えていない採用活動、就職活動では、勝つか負けるかの世界観となってしまいます。
そうではなく、採用される人のことまで慮った目的であることが望ましいです。

・会社の発展と社員の幸せを両立できるような目的設定が大事

企業と求職者とが「自分さえよければ」でなく、
お互いに共感しながら、採用を進めることが出来るのがポイントです。

<ある企業さんの例>
社員の幸せを願い、成長を支援し、その社員が活躍することで企業が発展していく、個人と組織のWin-Winを言語化して採用説明会で伝えている。

お互いに共感しながら、採用をがより多くの共感を得ることができるのは明白です。

・会社と社員が一心同体として協力しながら良くしていくことが大事

何のために採用するのか?
採用の目的が、会社都合の理由だけでなく、
会社側も社員側もWin-Winであることが大切です。

採用チームの編成

・チーム編成の考え方

何人でチームを組むのが適切なのか?兼任か?専任か?
よくあるのは総務・経理の担当者が採用担当も兼ねているというケースです。

かつては、採用担当者の手間が今に比べて少ない(求職者をふるいにかけるのが採用であった)ため、総務・経理と兼務という考えが残っていました。

・今は求職者が希少価値の超売り手市場

現在は求職者が少なく企業が多い時代

一方、現在は、求職者が少なくて企業の方が多い、超売り手市場です。
中小企業は、

・求職者にどうやって発見してもらうのか?
・どうやって惚れてもらうのか?

を創意工夫しなければ選んでもらえない時代になりました。

そのため、採用担当者がしなければならないことは非常に多く、
総務・経理と兼任で行うことは大変な時代になりました。

・採用担当者のタスクは多い

常に多くのタスクを抱えているのが、現代の採用担当者の実態です。

タスクが非常に多いにも関わらず、

・総務との兼任で採用チームが編成されている
・少人数のチームの場合、手が回らなくて採用活動が疎かになる
・タスク処理的になって、求職者への配慮が欠けてしまう

そのため、採用成果が上手く出ないという会社が増えているのが現状です。

・採用チームの適正人数は何人か?

採用メンバーのローテーションがあっても、ノウハウが引き継げるという意味で、採用チームは、最低でも2~3人いることがおススメです。

メンバーは若手ばかりのチームや、若手とベテランのバランス型の会社など多様ですが、これは、「どれが正解」というものはありません。
成果が出せるのものが正解です。

・採用担当者だけでは採用は完成しにくい

ただ、重要な考え方があります。

ということです。ではどうすればいいのかお伝えします。

・おすすめは三位一体採用

おすすめするのは、三位一体採用という考え方です。

経営者・採用担当者・現場社員の三位が一体となって採用活動をする

採用担当者に加えて、経営者と現場社員という三者が一体となって、それぞれ役割を全うすることで、採用が機能する会社が多く存在します。

・社長の仕事

社長の仕事は大きく3つ考えられます。

<社長の仕事>
①コンセプトとして求める人物像はどんな人か
②採用目標は何人か
③採用担当者だけで仕事をするのは大変だから、インターンシップや面接等に協力してほしいと号令をかける

・採用担当者の仕事

採用担当者は採用設計とオペレーションを回すことで精一杯です。

<採用担当者の仕事>
・インターンシップを何回実施するのか
・大学とどうやって連絡を取り合うのか
・一次選考の前の説明会を何回実施、誰をアサインするのか
・社長の日程をアサインする
・現場社員に何を話してもらうのか
・選考はどんな選考基準、内容にして、誰に参加してもらうのか
・内定の出し方はどうやって出すか
・内定辞退に陥らないためにどんなフォローを行うのか

これらの役割を社内を巻き込みながら運営していくことが重要です。

・現場社員の仕事

自社で働く上での仕事の働きがい・面白さ、働き続ける理由等を説明会やインターンシップ等で求職者に魅力を伝える

このように、経営者・採用担当者・現場社員の三位が一体となった採用を行うことが上手く採用ができる秘訣になります。


今回は、①採用目的の設定 ②採用チームの編成 についてお伝えしました。

次回予告

次回は「採用目標・求める人物像の設定」についてお伝えします!

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