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Days.14 呪いの法則

呪いは文脈を共有していると本当に効く。

逆に言うと文脈を共有していないと効かない。
世界観や成り行き、共同体とか、文化とか、共有してないと何を言われてるのか意外なほど分からない僕ら。
呪いと受け止めるとそれが呪いになるようだ。まったく分からない時には呪われないみたいだ。

もう一つ、
呪いは「あーこれ「呪い」だったんだー」と気がついたら、9割がた解除される性質のものだと思う。
これまでの文脈を越えて一回り大きな世界を見た時、それが起こる。
現実の流れに身を置く身としては残り1割の解除こそが難しいのかも知れないが、
ほんと、それは 残り ですから。

そして祝福は、呪いの傍に立っていたりもする。
一回り大きな世界から見ると、その文脈もその呪いも、その祝福も、一つの流れの中にあり、
多分僕らが思った通りに見えているだけなんだ。

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