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【物語】オズの魔法使い⑤”ハートのガイド”

私の好きなインナーチャイルドカードは【おとぎ話のタロット】とも言われている、物語をベースにしたカードです。
昔読んだことのある懐かしい童話や、意外と知らなかった物語もあったりして、カードへの理解も深まるかと、それにまつわる物語を読んで感想を記録しています(^^)/



今日のカード

ハートのガイド(北のよい妖精)

ハートは、
タロットカードではの元素と関係します。
インナーチャイルドカードでは翼をもつハートと呼ばれ、感覚、感情、優しさ、無意識の分野がテーマです。

ガイドは、
タロットのコートカードのクイーンにあたります。
解説書では、北のよい【魔女】ではなく【妖精】となってます。


読んだ物語は?

『オズの魔法使い』
(福音館古典童話シリーズ28)

L・F・バウム 作
W・W・デンスロウ 画
訳者 渡辺茂男
発行 福音館書店


読んで感じたこと

本の感想はコチラに書いてます^^
 ↓


物語とカードの関係(私の考察含む)

5枚目の『オズの魔法使い』の登場人物は、主人公のドロシーを見守る良い魔女です。


このインナーチャイルドカード・ハートのガイドには、

・目には見えない助力者があなたに愛を届ける
・望みを捨てずに自分を信じる

という意味があります。


物語の最初に出逢った北の良い魔女は、旅の間ドロシーを守ってくれた存在であり助力者です。

「あなたにキスをしてあげますよ。そうすれば、北の魔女にキスされたものを、だれも傷つけようとはしなくなるからね。」

『オズの魔法使い』P31より

実際、西の悪い魔女が羽の生えた黄色い猿たちに一行を襲わせた時も、ドロシーに手出しできませんでした。
見えない力で守護されていることの証です!

自分では気づかなかったり実際目には見えないけれど、守られたり助けられたりしてるなって感じることありますよね^^このカードはそういう事を伝えてくれているようです。


この本では最後にカンザスの家に帰る方法を教えてくれるのは、南の良い魔女グリンダです。そして付き添ってきた3人の仲間達もそれぞれの国へ、魔法で無事に帰してくれました。

「中でもふしぎなのは、たったの三歩で、世界中のどこにでも、あなたをはこんでくれることです。
 (中略)
あなたは、くつのかかとを三回たたきあわせ、くつに向かって、いきたい場所を命令するだけでいいのです。」

『オズの魔法使い』P308より


色んな困難や試練があったとしても、ドロシーがカンザスの家に帰ることを決して諦めなかったように、
必ず願いは叶う!!と自分や見えない力を信じて疑わないことの大事さもカードは教えてくれていると理解しました^^


次回はこの物語のカードのラスト!
登場人物ではありませんが、この道を通って進めばエメラルドの都へ通じるという黄色いレンガ道です!










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