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毎回大好評の【キラキラ生理ワークショップ】の内容紹介!性教育の参考に!

Noteに2022年まとめ執筆を行っているので、世間はクリスマスに包まれている年の瀬の時期ですが、梅雨明け直前の7月半ばのイベントについて書いていきます。(びっくりするくらい前)


なんと!このイベントは小中学生に大人気のアパレルブランド、repipiarmarioさんとのコラボで開催させていただきました!そんな企業さまとコラボすることができたことが、本当に嬉しいです。

どうして、今回のイベントができたかというと、
・大学生の頃から通算で4年半ほどアルバイトをさせていただき、知り合いのスタッフさんがいたから
repipiarmarioさんから給水ショーツが販売されたから
でした。(repipiarmarioさんの給水ショーツについてはこちらから。)

そんなコラボイベントでしたが、ワークショップの内容もとっても豪華で大人気の内容でした!今回は、そのキラキラ生理ワークショップについて紹介していきます。

キラキラ生理ワークショップ

どうしてキラキラなのか

キラキラ生理ワークショップと言うと、必ず聞かれることがあります。それは「どうしてキラキラなんですか?」ということ。
実はこれには、3つ理由があります。

  • 生理をポジティブに感じられるように!

  • 使用する素材が全てキラキラ素材!

  • 生理について知って自分で生理の対応をできる、キラキラなお姉さんになろう!

どうしても生理は、辛い・しんどいといったネガティブイメージが付きがちですが、生理を楽しくおしゃれに知ることができれば生理へのイメージも少しはポジティブになるのではないかと思っています。
また、生理の仕組みについて伝えるほか、生理の時の対応も自分でできるようになってこそ、生理について知っている状態なのではないでしょうか。そのため、自分で生理のときの対応方法・生理用品の使い方・多様な生理用品の中から自分に合った生理用品を見つけるためのポイントを紹介して、明日に初経を迎えてもOKな状態にします。

そして、使用する素材が全てキラキラ素材ですが、これから紹介していきます。

ワークショップの様子

子宮デコレーション

まず1つ目は、子宮デコレーション。生理の仕組みをパワーポイントを使用して私が説明しながら、参加者さんが子宮をデコレーションして、生理の仕組みをキラキラにデコレーションをしながら学びます。

ワークショップ完成品
  1. 卵巣の中に卵子がある
    =卵巣の中にシールを貼ります。何枚でも色々な大きさの卵子を描いていきます。
    スライドの説明の中で、原始卵胞についても少しお話しします。なので、原始卵胞があることも理解して貼っていくので、あえてサイズが異なるシールで貼ってくれる子もいます。

  2. 卵子が卵管に移動して、卵管の中を移動する
    =卵管にも卵子を貼っていきます。卵子がどこから出て、どこに移動したのかが一眼でわかりますね。

  3. 子宮内膜が分厚くなりモコモコしだす
    =子宮内膜が分厚くなっていきます。子宮内膜にたくさんシールを貼ったり、毛糸を貼ってモコモコを表現したり自由に子宮内膜の変化の様子を描いていきます。

生理の仕組みを、話を聞いたことを自分でデコレーションしながら実践し、可視化させることで、手・目・頭で覚えることができます。
単に教科書で見たり話で聞くだけよりも、理解しやすいですよね。生理に限らず性のことは身体の中の話が多く、目で実際に見ることが難しいです。そのため、可視化・動きをポイントに、イメージをしやすくしています。
また自分でデコレーションした子宮は、周りの友達と同じデザインにはなっていません。「生理が人それぞれ、経血量や生理痛の有無など症状が異なっているのは、子宮の中の様子が異なっているからだね」と、生理には個人差があることも同時に理解できます。


キラキラ経血水

子宮デコレーションが完成して生理の仕組みは完璧。では次に、生理の時に出る経血量はどのくらいなのかも知ってみようと思います。これも自分で経血水を作り経血量を可視化させ、手・目・頭を使って知っていきます。

そもそもこの読者さんは、生理の1週間で出る経血量がどのくらいかご存知ですか?

キラキラ経血水 作成中


1週間で出る総量と考えると、500mlペットボトルぐらいと考える方もいらっしゃるのですが、実際は20〜140mlなんです。
そう、ちょうどヤクルトくらいの量なんです。「1週間でこの量は少ない、もっと出ているはず」と思う方もいらっしゃると思いますが、ナプキンについている経血量は意外と少なかったのです。
これは、ティーンと一緒に参加されているお母さんの方が驚かれます。実際に生理を経験している方からすると、確かに少なく感じますよね。

キラキラ経血水 ちょうどこの容器が経血量と同量

キラキラ経血水の作成時は若干水のりを入れているので、容器の中でのキラキラの動きがゆっくりになるので、スノードームみたいでとってもかわいいです。可愛いので、お家に飾ってくれる子もいます。
ちょっとした自由研究にもおすすめなので、ぜひ夏休みに作って学んでみてください。

手・目・頭を使って知ることがポイント

キラキラ生理ワークショップの内容を紹介しましたが、ワークショップに共通していることがあります。
それは、「手・目・頭を使って知る」ことです。

私の話を聞いたことを、その場で自分でデコレーションしながら実践し、可視化させることで、手・目・頭で覚えることができます。
単に教科書で見たり話で聞くだけよりも理解しやすく、何より楽しく学べるのが最高ですよね。

また、完成した子宮デコレーションとキラキラ経血水をお持ち帰りしていただき、会場にこれなかったパパや家族に、今日作ったものを見せながらお話しをすることができます。
家族で生理について話す機会はそうないと思います。改めて機会を作って話すのもなんだかハードルがあります。そこで、自然に生理について話すことができ、今日学んだことを家でアウトプットできるように、作ったものを持ち帰ってもらっています。

ワークショップをしたその時だけでなく、お家でも話のきっかけになったり、形として残るものにすることが大切ですね。


大好評のキラキラ生理ワークショップについて今回は大公開しました。性教育で悩んでいる方にこのNoteが届き、参考になれば嬉しいです。
もし性教育の講師さんで、このワークショップを真似て行いたいという方も大歓迎です!大歓迎なので、私のインスタグラムをぜひフォローしていただきインスタグラムで繋がりましょう。どんなワークショップを開かれたのか、インスタグラムでぜひ拝見させてください。参加者さんの反応や改善点などの情報交換もお待ちしています。

2022/07/10



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