見出し画像

町に出向くクラフトコーラのドリンクスタンド、「CRAFT COLA short trip」

どうも、こんにちは。
偏愛するがあまり、クラフトコーラ行商・マイスターと名乗り、活動している鯉淵です。

このnoteでは、僕が『クラフトコーラ アワー』という屋号を掲げ「クラフトコーラを日常の佇まいにする」実験的活動をする中で主軸に置く、「CRAFT COLA short trip」について紹介します。

▼『クラフトコーラ アワー』の活動の全体感はこちらでまとめてます!

そもそもクラウトコーラってなんぞや、というあなたに....

〆———

1.CRAFT COLA short tripとは

様々な町の、ご縁をもらえた場所をお借りし、
その町や場所の文脈、あるいは時期に合わせて色んなクラフトコーラを振る舞うドリンクスタンド

それが、CRAFT COLA short tripです。

ご縁のもらえた町や場所が、
どのような文脈があって、どんな想いが宿る場所なのか
開く時期はどんな季節、曜日、時間帯なのか

そこから在るべきクラフトコーラの銘柄や飲み方を探り、ドリンクスタンドに反映します。

▶ドリンクスタンドの開き方

開催時期開催時間提供の仕方開催方法(貸切・間借り・一緒に立たせてもらう・メニューに加えてもらう)売上の分配などは、そのお店や場所の意向に沿いながら都度調整しています

▶必要なこと

唯一、「クラフトコーラシロップ」と「炭酸やお湯」を割って、「ドリンクとして提供していい場所」をお借りできれば。そのほかのことに関しては、自然な形を探れるように、会話しています。

直近だと、2/14(日)に下北沢のボーナストラックで、#5を開きます。名前にちなんで、“ボーナス”さを感じるクラフトコーラを、5種飲み比べでお出しします。

初めましての方も、常連さんも、大歓迎です。クラフトコーラが未知という方もご安心を。元々の興味、いま欲している香りや味わい、今日のコンディションなど、会話しながら僕がセレクトします!

〆———

2.これまでの旅路

これまで開いた4回のCRAFT COLA short trip。
その意図と景色をさくっと紹介します

#1 全国のクラフトコーラ飲み比べ at ツカノマノドリンクパラダイス
[2020年8月22日(土) 15:00~20:00]

【テーマ】
全国のクラフトコーラ飲み比べ
【スタイル】
総勢11種類の中から、「1杯」「2種飲み比べ」「5種飲み比べ」をオーダしてもらう
【意図】
・記念すべきCRAFT COLA short trip第1弾だったため、景気よく開催

・親イベントの「ツカノマノドリンクパラダイス」が、”新しいドリンクカルチャーを生み出す”という気概を持っていた。「パラダイス」という名やその気概に答えらえるよう、そしてクラフトコーラのすごさをプレゼンテーションするために、11種類を揃え、様々な楽しみ方をできるようにした

▼イベントレポートはこちら
coming soon....

〆———

#2 クラフトコーラとコーヒーのドリンクスタンド at三軒茶屋ねこともハウス
[2020年10月26日(月) 12:00~21:00]

【テーマ】
クラフトコーラとコーヒーと、時々ねこ
【スタイル】
保護ねこちゃんと縁がある2種類の飲みもの、クラフトコーラ銘柄「ねこのくちづけ」と、コーヒー「LOVE & Co.ーLOVE ME COFFEEー」を用意。好きなドリンクをオーダーできる形式にした
【意図】
・保護ねこちゃんも暮らす職住複合機能型施設「ねこともハウス」を知ってもらう、そこに来てもらう

・クラフトコーラに興味がある方は、ついでに保護ねこちゃんや施設のことを知れて、ねこちゃんに興味がある方はついでにクラフトコーラを知れる。そんな“興味の交流”が生まれることを期待した

・愛するあまり、ねこちゃんを銘柄名やデザインに思い切り反映した、個性際立つクラフトコーラの存在を知ってほしい

▼イベントレポートはこちら
coming soon....

〆———

#3 spread LOCKET at 池上ブックスタジオ
[2020年11月28日(土) 13:00~18:00]

【テーマ】
読める、飲める、持ち帰れる、クラフトコーラの世界
【スタイル】
「コーラを巡る冒険」をテーマに編まれた独立系旅雑誌『LOCKET COLA ISSUE』の展示販売と、誌面に登場するクラフトコーラのドリンクスタンドおよびシロップの展示販売
【意図】
・『LOCKET COLA ISSUE』の魅力を伝えたかった

・偶然自分が
『LOCKET COLA ISSUE』を出店しているブックスタジオでイベントを開けることになった。この場所で開くなら、「本」を軸にしたいと思った。『LOCKET COLA ISSUE』を起点に本にもクラフトコーラにも興味を持ってもらえるよう、いろんな体験をできるようにした

▼イベントレポートはこちら

〆———

#4 クラフトコーラ meets IKEGAMI vol.1 at 池上ちおん
[2020年11月29日(日) 13:00~17:00]

【テーマ】
「クラフトコーラ」と大田区の寺町・池上の「食」のペアリング
【スタイル】
タイムをキーにしたボタニカルクラフトコーラ「Jiu慈雨」と、1962年創業、池上の地で長年愛される村田商店の「あんみつ」をセットで楽しんでもらう
【意図】
・親睦の深い友人が拠点とする「池上」の場でドリンクスタンドを開きたかった

・池上が持つ「食」、とくに老舗の甘味処の多様性を伝えたかった

・「クラフトコーラは何かと掛け合わせることも楽しい」ことを伝えたかった。特に「食事に合うように」と願って作られたクラフトコーラも出てきているので、それを紹介したかった

・海外らしいハッピーな雰囲気を持つコーラという飲みもの。だけれど、クラフトコーラの中には漢字が似合う佇まいを持つ銘柄もある。関東圏でも有数の寺町・池上で、そのプレゼンテーションをしたかった

▼イベントレポートはこちら

〆———

3.CRAFT COLA short tripのスタイルについて

▶町に出向くスタイルをとっているワケ

1)実店舗を持っていないこと

僕は、場所をお借りしないとクラフトコーラを振る舞まえません。

そのため、ただひたすらにクラフトコーラを発信するしかありませんでした。そんな中、活動を面白がってもらえて、ドリンクスタンドの話をいただけたことがこの活動の始まりだったのです。その後も、有難いことにいくつか話をいただきました。

ご縁をもらえたそれぞれの町や場所に、神出鬼没に出向くスタイル。それは、なんだか自分としてもドキドキする。やれる形であり&やっていて楽しくできそうだと直感し、このスタイルを採っています。


2)クラフトコーラのポテンシャルを発揮できること

クラフトコーラは、「クラフト(Craft)=手芸、工芸、民芸」といった冠が頭についている通り、郷土性や個人の思想、製造経緯などが多種多様で、作り方や素材にむき出しに反映されている、文脈ありきの飲みものだ、と思っています。

自分の生い立ちは何か、どの地域発祥なのか、カフェインを入れたいのか入れたくないのか、料理に合わせてほしいのか、どんな時に飲んで欲しいのか...

それによって、名や作り方、素材のチョイス、味わい、デザイン、すべてに細かく反映され得るのです。

たとえば素材でいうと。クラフトコーラは、スパイスやハーブ、柑橘、甘味素材(砂糖やはちみつ)など、10種類以上の素材を使うことが往々にしてあるし、ベースさえ踏襲すれば素材のバリエーションなんて十人十色そのもの

素材の選択肢に幅がある分至るところに「意味」を宿せるので、その分個性がちゃんと際立つ。だから、時期や場所に合わせて、在るべきクラフトコーラは変われるのです。

つまり、ご縁をもらえる町やお店、場所の数だけ、クラフトコーラの合わせ方がある。

「クラフトコーラって楽しいよね」

そう思ってもらうには、開くドリンクスタンドとそのお品書き1つ1つに意味を持たせることがポイントになるかな、なんて思っています。きっとそれが、クラフトコーラの多様性や可能性を直感的に伝えられると、信じて。


長くなってしまうので、一旦はここまで。

もう少しお話を聴いてくださる方、場所をお恵みいただける方は、ぜひご連絡いただけると、喜びです....


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?