波打際
君を悪者にするつもりはない
私だって多分どこかで君の価値を
あるいは君自身を消費していて
なにか奪おうとしていた
そういうのはもう終わりにしようと思う
感情の揺れに侵蝕されて
見境がつかない
こちらから見れば黒だし
君から見れば真っ白だってね
私は接着剤みたいにエゴ
壊れてほしくなかっただけ
そのままの形を留めておきたかった
壊れた事実を知っていて
結局大切に出来てたのかもわからない
私から見えた世界
頭の中
捻くれてるのよ
奪われたように感じてるだけでも
与えたことにはならない
何かを引き換えにしている感覚
それが消えない
余りにも途方に暮れる
何が出来ていたのかも
今となっては、よく分からない
ごめんなさい、今はこれが全て
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