里山から見えたもの(地の章)
『修理固成』の中で
最も価値や意味のあるパートは
「地の章」である。
時代精神に即した最も重要、
且つ、最も未知の情報だからだ。
そういう太古から最先端に通底する
新時代のクニヅクリの指針である。
地球の土地の意識や
地に根ざしている人々の
声なき声を言挙げしている。
誰も出してない情報だ。
ただ情報を受け取ったまま
記しているわけではない。
それだけでは役に立たない上滑り。
里山における体験・体感を経て
身に染みた経験則を元に記している。
世界の雛形を実証実験する中で、
最も腑に落ちる経験とは
「失敗経験」である。
土地と関わる上で、
やってはならないことを冒し
失礼に当たる地雷を踏み
いのちに痛みある失敗経験から
学び取った智恵を指針として記している。
即ち「里山からみえたもの」である。
参考書も何もないなか開拓し
掘り採り身に染みた実践智が
後世の役に立てば幸いである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?