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クリエイティブってけっきょく何なのさ?

はじめまして。
私はクリエイティブ歴20年、2,000件以上の制作案件に携わってきました。
今はCreate Linksという名前でいろいろやってます。

これまでの経験を踏まえながら、色々記事にしていこうと思ってます。私個人の考えがふんだんに盛り込まれるので、あんまり誰かの参考にはならないかもです。

ぶっちゃけ、自分が迷ったときに振り返る記事です。自分にとっての教科書、戒めのようなものです。よかったらたまにのぞいてみてください。


私が大切にしている考え方

私が大切にしている考え方は2つです。

1.常に「良いものづくり」をすることを心がける
2.制作物を通じて「新しい発見」を生み出す

この2つ、簡単なようで意外と難しい。。。
というか、なかなかできない。。。

クリエイティブに携わっている皆さん、匙投げたくなる時ありませんか?
クライアントのオーダー、スケジュール、予算…。

どの案件に向き合う時にも、最初は「よし、やってやろう」から始まり、
途中で「こんなはずじゃなかった」ってなったり。

そんな時、自分はいつもこの2つの考え方に立ち返るようにしています。

新しい発見は新しい価値になります時にはそれが、そのままブランディングに直結することもあります。

逆に言うと、新しい発見がない制作物って、実はお金をかけてまで作る必要のないものが多いと思うんですね。グラフィックなら、「経年変化だけ修正して印刷して終わり」ってするのが安上がりですしね。

色んな条件がある中でも、常に「新しい発見」がある物を作ることが、クライアントにとっても、その制作物に触れるユーザーや消費者にとっても良いんじゃないかなと思ってます。


良いものづくりって何なのさ?

はい、むちゃくちゃ迷いますよね。良いものづくりには2つの定義があると思います。

1.クライアントにとって「良いもの」
2.ユーザーや消費者にとって「良いもの」

そう。この2つがぴったり同じ方向ならいいんですが、たまに(というか、けっこう)相反する時ってないですか?クライアントワークは基本的にクライアントが作りたいものを形にする仕事ではあるんですが、その通りに作ったらユーザーや消費者には全く響かない。っていうケースです。

でも、クライアントは自分の希望通りの物ができたから「良いものができた。作ってくれてありがとう」って満足してくださる。

でも、自分の中では、「これ、絶対響かないよなぁ」って。

これを繰り返すと、自分はいったい何のためにクリエイティブに携わっているのか分からなくなっちゃいます。

なので、私は常にユーザーや消費者にとって「良いもの」をイメージしながらものづくりするように心がけています。結構大事だと思うんですよね。

クリエイティブに携わる人が、クライアントの御用聞きになったらあかんという考え方です。お金を出してくださるのはもちろんクラアントなので、折衝は大変ですし、工数も余計にかかるのですが、自分はぜったいにユーザーや消費者のほうを向いて仕事をするように心がけています。もちろん、できてない時も多いんですけどね。。。


クリエイティブってけっきょく何なのさ?

ふぅ。やっとタイトルに戻ってきました。でも、結論はまだ書きません。「なんて記事だ!」とお叱りを受けそうですが、これから書いていく予定の色んな記事で、クリエイティブに関する色んなことをまとめていこうと思ってます。

今回は自分が大切にしている考え方の部分をまとめました。次回は、そうですね。クリエイティブにとって一番大事なはじめの一歩、「ヒアリング」について書いてみようと思います。

よかったらまたのぞいてみてください。



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