物心ついたときから
ぽっちゃりおデブちゃんで
なにかと劣等感を感じて生きてきた。

小学生になると、
子どもながらの
残酷とも言える純粋さで

ただただ悪気がない
からかいの言葉も
自分の自信を削いでいった。

21年間、おでぶちゃん。

でも留学中に自分で食事を変えて
ジムに通って痩せて帰国。

痩せたら世界が変わったけど
摂食障害で苦しんだ。

痩せたら周りの反応も
私の扱い方も変わった。

街中で声をかけられることも増えた。

そうすることで
これまで満たしたかった
承認欲求は満たされるはずだった。

でも、

その満たされているように
見えていた承認欲求は
とても虚しいものだった。

いつも漠然と何か満たされない。

いつも漠然と何だかさみしい。

いつも漠然と欠けていた―――。

だから誰かに認められたくて
必要とされたくて

マウントをとられようが
自分が”違う”と思いながらも
相手が求める人物像を演じてきた。

カラダが変わっても、
こころが変わっていなかったから。

痩せても、
自分で好きだと断言できる自分を
見つけられなかったから

周りの対応が変わっても、
扱いが変わっても、
満たされなかった。

痩せたい動機は人それぞれだけど、
いずれにしても
痩せただけじゃ終わらない。

自分が自分自身を許せて、
こころから好きになれて
はじめて、終わる。

ダイエットって究極の自己理解だと思う。

心身ともに、
自分の頭とこころ、
そしてカラダが一致すること。

どれか一つでも
ちぐはぐなままだと
ダイエット自体に我慢が生じる。

今のご時世、
ちょっと調べれば
痩せる方法なんて
いくらでも転がってる。

玉石混交の情報の海で

自分にとって一番ムリなく
これから先も継続できる方法を
見つけるためには

・情報に惑わされない知識
・自己理解

この2つは必要不可欠。

痩せたという成功体験、
でも摂食障害に悩んだ経験、

そして今、

摂食障害も克服した上で
人にストイックと言われても

自分では何とも思ってない
ライフスタイルが確立した
私だからこそ、
伝えられることがあると思う。

痩せたい人、痩せていたい人が、
自分と仲良くなりながら
これから先も無理なく継続できる

そんなライフスタイルを
見つけ出す
お手伝いがしたい。