私たちの中に「音楽」は在る-「坂本龍一トリビュート展」を鑑賞して-
「坂本龍一トリビュート展」を鑑賞した。会場となったNTTインターコミュニケーションセンター(ICC)はメディア、テクノロジーとアートの融合を牽引して来たパイオニア的な存在。90年代のインターネット黎明期より作品へのメディア・テクノロジーの導入やメディア・アーティストとのコラボレーションを積極的に行って来た坂本の活動を回顧するにふさわしい場と言える。
本展覧会では、メディア・アートのトップランナーであるライゾマティクスのリーダー真鍋大度を共同キュレーターとして迎えて企画・構成