日本で一番土地の値段が高いエリアである銀座の中心に君臨する
銀座4丁目交差点。
晴海通りと中央通りが交差し、土日祝日は昼から夕方まで
銀座1丁目から銀座8丁目まで中央通りが歩行者天国になる。
（夏季と冬季で歩行者天国の終わりの時間は変化する）

交差点の四隅には銀座三越、和光の時計台、日産の展示スペースなどがあり、
待ち合わせをする人々が絶えない。
地価も一番高いところ(銀座4−5−6）で2023年データで1㎡あたり5360万円だそう。

銀座の歩道にはブランドショップのバッグを片手に、
両手に持ち嬉々とした表情で颯爽歩く人たちがいっぱいいる。
キャリーケースをコロコロ転がしながら闊歩する国内外問わずの旅行者たちもいる。
聞こえる言語も本当に多種多様で日本ということを忘れる錯覚すら覚える。
さらにはパントマイムの大道芸人もいる、その一方でホームレスも歩道にいる。
まさに銀座は世界中の混沌が一ヶ所に集まった密度の濃いエリアなのだ。

1丁目から4丁目までは比較的物を売っている店が多い。
5丁目から8丁目までは比較的飲食店が多い。

コリドー街は週末の夜ともなると刺激を求めて元気な人たちが
日頃のストレスを発散しに方々から集まってくる。
それこそ夜中の三時、四時まで、あるいは夜が明けるまで遊び歩く人も数多くいて、
タクシーを捕まえられないなんてことも令和になってもある。

銀座が元気なのは日本にまだ未来があるということ。
コロナ真っ只中の時は流石の銀座も静まり返っていた。
このままこれがいつまで続くのか誰にもわからなかった。

そしてやっと2023年5月に全ては解禁され、
今年の冬は何年振りかの無制限な年末が来る。

みんながそれぞれの楽しみを享受して次の年を迎えよう！