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365日日本の名建築2日目

365日日本の名建築を紹介する記事2日目は、京都市にあるタイムズです。

タイムズは建築家の安藤忠雄さんが設計した低層の建物で、隣りには高瀬川が流れています。

この建築はデザインや空間も素晴らしいのですが、一番特徴的なのは高瀬川のすぐ近くに建てられていることです。

一般的に建築をつくるときは安全性を考えて、川に対して閉鎖的につくることが多いです。

これは何か事故が起こってからでは遅いからという理由があります。

しかしタイムズは川に対して非常に開放的で、むしろ川を建築に取り込んでいます。

そのあたりがなんとも言えず斬新な建築となっています。

この建築を通して学んだことは、常識を疑うことの大切さでした。

川があるから安全性を鑑みて閉ざすのではなく、川があるから取り込もうと考えていく。

自然をどうやって取り込むのかということは建築の楽しみの一つでもあります。

ときには常識を疑って考えることも大切だということを教えてもらえる作品でした。

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