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日本全国にある面白い図書館に行って来ました13選!

建築好きな私は20代の頃に建築とは何か?どうやってつくるのか?を学ぶため、有名建築家が設計した建築を訪れて見学してきました。

ここでは私が訪れてみて面白かった図書館を紹介したいと思います。

面白いと思われた方は是非とも訪れてみて下さい。

▪️茅野市民館・図書館

茅野市民館・図書館

長野県の茅野駅から直通で立ち寄ることができる図書館です。※正確には市民館や美術館などの複合施設で、一部が図書館になっています。
スロープ状の廊下の横にスキップフロアになった図書スペースがあります。
図書館と聞くと駅から離れた閑静な住宅街や公園近くにあるイメージですが、ここは駅から直結なので帰宅時にフラっと立ち寄ることができます。
おまけに壁などで仕切らずガラス張りになっていて、明るく清潔感があるので利用しやすい空間となっています。

図書スペース

▪️えんぱーく

えんぱーく

長野県の塩尻市にある図書館です。
外観は普通ですが、中に入ると建物の構造は壁柱のみで構成されています。
細長い柱とは違い幅のある壁柱なので、寄り掛かれたり、見え隠れしたり、飾りスペースになったりなど今まで体験したことのない不思議な空間になっていました。

内部吹抜けにあるトップライト

▪️中嶋記念図書館

中嶋記念図書館

秋田県にある国際教養大学の図書館です。
木材を多用した空間と、段々に構成された本棚がある吹抜けた空間が印象的でした。
温かみがありとても落ち着きます。
中心性のある空間というのもなんだか頭のいい人達が議論しているようで素敵でした。

▪️tette

tette

福島県須賀川市にある複合施設で、その一部が図書館になっています。
建物は巨大な板状のスラブが立体的に重なっていて、その間の部分が複合施設になっているというとても斬新な空間構成となっています。
内部はとても立体的な空間となっていてスロープもあったりなど建物に上がっていくのが楽しくなります。
建物各所に図書スペースが散りばめられているので、好きな場所で本を読めたりなど退屈させない工夫が施されていました。

エントランスからみた内部吹抜け

▪️岐阜メディアコスモス

メディアコスモス

岐阜県岐阜市にあるメディアコスモスです。
2階建ての図書館で、木材を格子状に組まれた天井が温かみのある空間をつくりだしていました。
空間の所々にグローブと呼ばれる傘状の天井が設けられていて、天井からの光を優しく拡散してくれます。

グローブ

▪️金沢海みらい図書館

海みらい図書館

石川県の金沢駅から少し離れた場所にある海みらい図書館です。
真四角なカタチに無数の丸い開口が開けられていて、そこにはガラスが貼られています。
内部に入るとまるで海の中にいるかのような空間体験ができます。
静寂に包まれた海の中で読書を楽しんでいるかのような不思議な空間体験ができました。

図書館内部

▪️太田市美術館・図書館

太田市美術館・図書館

群馬県太田市にある太田市美術館・図書館です。
こちらの建物は色々な方向に出入口があり、とても近づきやすい建築なのが特徴です。
内部空間もスロープがあったりスキップフロアになっていたりと面白味のある空間でした。
歩いていると冒険したくなるのが不思議です。
私的にはお気に入りの場所を見つけて読書をしてみたくなりました。

内部空間

▪️白河市立図書館

白河市立図書館

福島県白河市にある白河市立図書館です。
巨大な大屋根が印象的な空間で、日本の社寺建築のような外観をしています。
内部空間は大屋根の下の一体空間となっていて、吹抜けが各階を緩やかにつないでくれます。
大屋根トップ部分にトップライトが設けられていることから自然光が降り注ぐ優しさにあふれた空間になっていました。
ずっと居たくなるのは私だけではないと思います。

大屋根の下の吹抜け空間

▪️富山キラリ

富山キラリ

富山県にある富山市ガラス美術館・図書館です。
美術館に併設されている図書館で、建物のど真ん中に設けられた大きな吹抜けが印象的です。
その吹抜けに沿うように図書館が併設されていて初めて訪れたときは度肝を抜かれました。
吹抜けを下階から眺めると天井に吸い込まれそうです。

吹抜けを下階から眺める

▪️武蔵野美術大学図書館

武蔵野美術大学図書館

武蔵野美術大学の図書館です。
不思議なカタチをしていることに目がいきます。
どうやらこの図書館は上から見ると渦巻きのカタチをしているようです。
渦巻き部分が本棚で、その間にある空間が廊下や読書スペースなどになっています。

内部空間

▪️ゆいの森あらかわ

東京都荒川区にある図書館です。

図書館外観

図書館・記念館・ひろばが一体となった施設です。
間仕切り壁の少ない広場のような空間で構成されているのが特徴で、吹抜けが建物全体をゆるやかにつなげてくれます。
中でも一番気になったのはゆいの森ホールという空間でした。

ゆいの森ホール

ゆいの森ホールはイベント時はステージ・客席として利用していますが、使わない時は客席を図書館の閲覧席として利用できます。
たしかにホールはイベントの時しか使わないので、普段利用できるホールという発想が斬新です。
おまけにガラス張りでホールの様子が周りからうかがえるので面白いですね!

屋上庭園もある

屋上庭園などもあるので、ホントに自分の好きな場所を探して過ごせます。

▪️武蔵野プレイス

武蔵境駅前にある駅前図書館です。

優しい印象を受ける外観

駅前にあるので気軽に立ち寄ることができるのが嬉しいですね!

曲線のガラス窓と建物の出隅部分が柔らかな印象を与えてくれます。

図書館は地下2階から地上2階までの4フロアで構成されていて、吹抜けや開放的な閲覧スペースがあり、とても居心地がいいです!

吹抜け

カフェなどもあるので本が好きな人であれば一日中過ごせる場所になっています。

これが本当に公共施設かと驚かされました笑

▪️多摩美術大学図書館

曲線が印象的な外観

美しすぎる図書館とはこのことか!と思ったのが率直な印象です。

私見ですが、空間を見た時に何か西洋の教会の中にいるような感じがしました。

とても静かで清潔感のある空間です。

ここにいると穏やかな気持ちになれます。

コンクリートの仕上がりが美しく、コンクリート好きな私からすればずっと眺めていられます笑

エントランス
コンクリートが美しい

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