SNS奴隷となった人間達へ贈る言葉

はじめに

1、SNSのメリット

 【SNS革命】【SNSを利用する者達】

2、SNSのデメリット

 【繋がるリスク】【架空の楽園】

3、SNSを利用する者であり続ける方法

 【SNS奴隷たち】【自分軸で生きる】

4、新人類たちへ

 【道具の奴隷たち】【主人の帰還】【新人類たちへ】



はじめに

近年、SNSの発達で多くの人と容易に交流を持てるようになった。以前ならば交流を持つのが難しかったであろう、マイノリティの人や外国の人から著名人まで…私達は簡単に交流を持つ手段を手に入れた。

それはとても喜ばしい事であると同時に不幸な事でもある。他者と繋がることに夢中になってしまい、自分自身をおざなりにしてしまう人も目に付くようになってきた。時にはそれによってトラブルも起きてしまっている。

言うまでもなくSNSは便利なものである。今では私たちの中でなくてはならないものとなっている。しかし、ただ便利なだけではない。弊害もある。便利な道具であるSNS、しかしそれの奴隷であってはならない。私達はそれを忘れてはいけない。

今回はSNSとの付き合い方とこれからの生き方について考えていきたい。


1、SNSのメリット

【SNS革命】近年、SNSの発達で多くの人と容易に交流を持てるようになった。以前ならば交流を持つのが難しかったであろう、マイノリティの人や外国の人から著名人まで…私達は簡単に交流を持つ手段を手に入れた。これは革命的発明である。

【SNSを利用する者達】SNSは社会に多くの影響をもたらした。能力のある者は自らを売り込むことが容易になり、やがて多くの富を稼ぐ者まで現れた。病気を抱える者は同病者と交流を取り、悩みや情報を共有しやすくなった。趣味を持つ者同士、簡単にやり取りを出来るようになった。いつでも瞬時に情報を得られることが出来るようになった。他にも沢山の良い影響を及ぼした。

2、SNSのデメリット

【繋がるリスク】一方でデメリットもある。どんな人とでも繋がりやすいということは、人格的に問題のある人物とも繋がりやすくなってしまうということである。それによってトラブルに巻き込まれる人が現れるようになった。SNSは自分をいくらでも装飾することが出来る。つまりいくらでも偽ることが出来るのだ。結果として交流を持ちたいと思えるような人物と良好な人間関係を構築していくことが困難になってしまった。

【架空の楽園】またSNSをやり続けていると自分と同じような考えの人たちとばかり交流を持つようになってしまう。人間は快を求め、不快を拒む。SNSはそれを助長してしまう。同志たち、自分のイエスマンたちで固めたSNSコミュニティでの生活は幸せに違いない。まるで架空の世界の楽園のように。しかし現実はそうではない。自分の考えと世間がかけ離れてしまっていることに気付けなくなる。そしてもう戻れなくなる。取り返しのつかないことになる。

3、SNSを利用する者であり続ける方法

【SNS奴隷たち】SNSによって私達の生活は激変した。様々な情報が高速で飛び交い、便利な世の中になった。しかし一方でそれに振り回される人も増えてきた。多くの物は即座に消費され、流行のサイクルはとてつもなく早くなった。流行に置いていかれないようにと、血眼にしてSNSを見てそれに着いていこうとする者も多い。また孤独を恐れ、繋がりを求め、SNSを使い四六時中他者と交流する者も多い。それらはまるでSNSに支配された奴隷のようだ。

【SNSを飼いならせ】SNSは確かに社会に良い影響を与えた。しかし一方で悪い影響もあったと言わざる終えない。それでは私達はどうやってSNSと向き合っていけばよいだろうか?答えはSNSという空間ではなく、自分に重きを置いて、自分第一で、SNSを利用していくという意識を持つことだ。SNSに飼われるのではなく、SNSを飼いならすのだ。

【自分軸で生きる】SNSを飼いならすにはどうしたらよいか。それは自分軸でSNSを使っていくことである。自分中心に物事を考え、SNSよりまず自分を大切にする。自分の心を大切にする。…その流行を知ることは本当に自分に必要だろうか?その人と交流することは本当に必要だろうか?無理をしてSNSをしてないか?常にこの目線をもってSNSと付き合っていくことだ。

4、新人類たちへ

【道具の奴隷たち】10年前、ほとんどの人がスマホではなくガラケーであった。SNSもほとんど存在しなかった。15年前、YouTubeはまだ存在してなかった。ここ数年、どんどんと革新的な技術が生まれ、どんどん便利な社会になっている。しかし一方で便利すぎる物たちを使いこなせず、逆に翻弄されている人を多く見る。人間が道具の奴隷になっている。

【主人の帰還】今こそ私達は奴隷解放宣言をしなくてはならない。人間が道具の奴隷であってはならない。人間が人間のために発明した道具なんだ。だからこそ道具は人間の奴隷でなくてはならない。元あった場所に返さなくてはならない。主人の座を取り戻さなくてはならない。それがこれからを生きる私達の使命だ。

【新人類たちへ】これからも世の中はどんどん便利になり、今の私達では想像もつかないような事が起こるだろう。そうなった時に、いかに自分自身を大事にし、自分軸で生きれるかが大事になってくるだろう。そしてどんな道具が現れようと、奴隷にならず、私たちが主人であり続けることだ。私たちの人生の主人公は私たち、道具はあくまで脇役だ。これから現れるであろう予想外の道具を使いこなす新人類へ、一緒になっていこうじゃないか。

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