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投資世界におけるニュースバイアスとは?考えるべき視点は?

大体においてニュースは悲観バイアスがかかっています。たくさん研究されているようですが、いいニュースよりも悪いニュースの方が注目されやすいからなのでしょう。なのでメディアにどっぷりつかると悲観的になりがちです。
しかし、ここは冷静に考えるべきだと常々言い聞かせています。世の中の8割の人が満足していたとしても、2割の人が不満を持っていると、メディアはその2割を取り上げがちです。そうすると、世の中は不満だらけだと感じてしまう。
ここでは投資の世界にフォーカスして書きますが、投資の世界も同じで、ニュースは大体、株が下落したり、景気の指数が良くなかったり、これから不況が来るかもしれないと言う話の方が大きく取り上げられたりします。
先日も日本株が4万円を突破した後、1000円近く下げ、急落的な書き方で紹介されました。

しかし、実際には4万円の株価が2.5%調整しただけです。ずっと市場を観察していると、ああ、調整かなー、くらいにしか見えないのですが、普段余り株価に親しんでない人が新聞の見出しだけ見ると、あれ?この前まで好調だって言ってたのにやっぱり駄目か、と悲観的になりがちです。
実はそんな悲観するような話でも無いわけです。この手の話はたくさんあって、大体景気の予想は悲観的な話の方が目に入りやすい。ところが実際はそんなに悪くない。
コロナが明けてから、日本は人出が多くなっているようです。休日にはたくさんに人が街に出て休日を楽しんでいますし、店の前に行列もできています。ところが、ニュースはそういうのは余り報道しない。ニュースじゃ無くて実際に街に出てみると、世の中、そう悲観的に考えるものでもないと思うわけです。

日経の記事に上のような話が載っていました。確かにその通りなのだと思います。何でもかんでも良いと思うのはどうかと思いますが、やはり、前向きな議論と改善が実際には世の中を快適へと導いている様な気がします。それを大声で叫ぶと、なぜか顰蹙を買う。特に日本はその傾向が強い。もったいない話です。

とかくニュースは悲観的な話を流しがちですが、楽観バイアスをかけて眺めると実は投資のネタはたくさん転がっていそうな気がします。ネガティブに書かれている事柄が実は安く買うチャンスを誘発している可能性があるからです。逆もしかり。メディアというのは割と浅い考察で表面的出来事を報道する嫌いがあります。なので、本質がどうかを考えながらニュースを受け止めると面白いかもしれません。

今はAI全盛でおそらく、この先もさらなる進化をしていくと思われます。しかし、とかくその危険性について取り上げがちだし、規制の話も大きく報道されがちです。そのたびに、関連の銘柄が下げる事もよくあります。そこはもしかしたら押し目買いのチャンスかもしれません。
いつも書いている気もするのですが、批判されているうちが買いのチャンスだと考えています。暗号資産もしかり。まだまだビットコインに対して一般メディアはどちらかというと批判的です。価値がない論もぽろぽろ出て来ます。ビットコインは何回死んだのでしょうか。今また生き返っているようです。ゾンビ資産ですね。

と書いている間にもビットコインは上がり、他のアルトコインも上がり続けています。でも、あまり報道されないので、まだ大丈夫かなと思ったりしてます。いつ、この高騰が気づかれるのでしょうか。



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