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Robert Johnson / King of the Delta Blues Singers

 『King of the Delta Blues Singers』と『King of the Delta Blues Singers Vol. II』の2枚、入手したのは20代。当時はそれほど夢中にはならず、クリームがカヴァーした“Cross Road Blues”やストーンズがカヴァーした“Love In Vain”を興味深く聴いたというような感じで、言ってみれば資料みたいな聴き方だったかも知れない。

 年齢とか、音楽をたくさん聴いてきた経験とか、理由は色々あるんだろうけど、40代ぐらいからやたらツボにハマるようになった。洋邦問わずブルースを好きで聴くようになると結局デルタ・ブルースに行き着くということか。山崎まさよしさんは20代(!)でハマったらしいが。

 エルモア・ジェイムスがカヴァーした“I Believe I'll Dust My Bloom”を聴くと、三連譜リフの原型が確認できる。“Sweet Home Chicago”もクラプトンはじめ多くのカヴァーが存在するが、個人的にはブルース・ブラザーズに馴染みがある。そのブルース・ブラザーズのバージョンの元はマジック・サムではないか。ストーンズの“Love In Vain”、キースのギターアレンジはさすがだ。最近好きなのは“From Four Until Late”。なぜこの曲ノーマークだったんだろうか?もう一度リピートしてみよう。


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