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Elmore James / Shake Your Money Maker: The Best of the Fire Sessions (1960-1961)

年明け早々エルモア・ジェイムスである(笑)

エルモア・ジェイムスを知ったのはビートルズのレコードからだった。『Let It Be』の中の"For You Blue"という曲で、ジョージ・ハリスンが「Elmore James got a nothin' on this baby」と言っている。その後自分で調べたのか、歌詞カードに脚註があったのかは覚えていないが、私が初めて名前を知ったブルースミュージシャンなのは間違いない。数年後に輸入盤レコードを買うことになる。

強烈なスライド3連譜に衝撃受けててもおかしくないのだが、最初の印象は覚えていない。覚えていないが、いつの間にか自分の中でスタンダードになっていて、エルモア・ジェイムスといえばあのフレーズとして染み着いている。特に"Dust My Bloom"の、リバーブがかかった上に歪んでるような音が好きで良く聴いた。そしてダミ声ヴォーカル!ブルースを聴いて弾む気持ちになる数少ない声である。


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