見出し画像

アメリカCSA事情

実際のアメリカのCSA(Community-Supported Agriculture)
についてご紹介していきたいと思います。

私の住んでいる地域は、地方の車社会の小さめの市。
なので、CSAというと、だいたいCSAに参加している
人たちが、毎週決まった曜日に取りに行く、という
スタイルになっています。
ピックアップの場所は、ファーマーズマーケットだったり、
その生産者さんのFarmだったり、もしくは生産者さんに
協力する個人宅だったりします。
ちなみに私がサインアップしたCSAは、個人宅の
フロントヤードの日陰になった部分で、
そのお宅の方に敬意を評しつつも敷地内に入らせてもらい
ピックアップする、という形式でした。
なんとなーく、そこが受け取り場所とはわかっていても
個人のお宅にお邪魔するのは少し気が引けたものです。
ちなみに、コロナの影響もあってか、基本的にみんな
コンタクトレスで無人です。
盗まれたりしないの?と思われそうですが、
1シーズン経験しても特に問題はなさそうでした。
(その生産者さんは 2サイズ展開されていて、
サイズ間違えないでね、というリマインドは一度だけ来ましたが)

画像1

そして、CSA Boxですが、2021年のCSAでは、蝋引きの
ダンボールに直接、というスタイルをだいたいどの生産者さんも
取っています。

画像2

画像3


プラフリーが殆どで、どうしてもバラバラになってしまう
サラダミックスや、細かすぎる豆類を除いては、大抵そのまま
土や水気が付いたままドン!と入っています。
日本の感覚だと、どうしても新聞紙などで包みそうですが
それもなし。
ただ、これが受け取り側としては冷蔵庫への移動がとてもしやすい。
配送などがなく、直接取りに行ける地域特有のあり方ではあると
思うものの、生産者さんの梱包の手間も少なく、受け取り側としても
包装でいっぱい、とならなくて、お互いストレスが少なくていいな
と感じます。
そして、もちろん、この箱もリユースされます。
気になる方もいるとは思いますが、、、蝋引きなので洗浄なども
されてないのではないかな、と。
でも、それはそういうものと理解した上で取り扱えばいいのだと
個人的には思います。
新しいCSA BOXを取りに行くタイミングで、前回のダンボールを
戻して次回また使ってもらう。
梱包に手間やコストを極力かけず、シンプルに新鮮な野菜を
提供してもらう、都合で受け取れなかった時の振替はなし。
地元のオーガニック農家さんを支えたい、新鮮な野菜が食べたい、
そんな人たちに支えられた、シンプルでわかりやすい
CSAがここでは体験することができます。


この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

CSA(Community Supported Agriculture)を通じて、農家さんのサポートをしていきたいと活動しています。賛同していただける方のサポートは大変嬉しく、励みになります。