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6/6Cuddle オンライン座談会レポート

【Cuddle座談会開催報告】
2020.6.6土 10:00~12:30
今回のテーマは、「コロナ明け近況報告?みんなで想いをシェアしよう」
運営含め、8名のご参加。
〇現役の先生
〇イエナランチ会の新聞記事をきっかけに、インスタグラムをたどってご参加いただいた新しい繋がりも♡

自己紹介後、少人数のブレイクアウトルーム2つにわかれ、近況シェア。

私のグループは…
〇居住地域による学校の現在の状況
〇分散登校で、予定が安定しないので母業まあまあ大変よねぇ
〇新しい環境、久しぶりの友だちとの再会などでテンションあがっている子どもたちの中にいるのがしんどそう…  
〇なぜか性教育の話…

もう一つのグループは

もう1つのグループでは…
・感覚過敏の話
・HSCやHSPの話
・感覚刺激と脳の関係性の話
・実際に感覚過敏などがある子どもが心地よく過ごすために行われている教室での過ごし方の具体例
などで盛り上がりました♪

感覚過敏の話では、動画を通して聴覚過敏の聴こえ方を体験。
そこから、脳の発達と感覚刺激の話などで盛り上がりましたので、少しですがその時のお話をシェアしますね💡

脳の発達という観点から見たとき、
脳の細胞って一度どーんと増えてからあまり使わない(あまり刺激されない)ところが間引かれるそうです。
感覚過敏などがある子に対して、「慣れさせることで落ち着かせよう」とすると、脳はずっと刺激を受けるのでその部分は発達していきます。
逆に、刺激を避けることで脳が刺激されることが少なくなり「あれ、これいらないんじゃない?」と間引かれて、感覚過敏が落ち着くことがあるのではないか?
というお話でした😊

また、目が悪い子が眼鏡をかけるのと同じように、感覚過敏がある子が例えばイヤーマフをするなどした場合は注意をされる…
どちらも使用する目的は、「その子自身が心地よく過ごせるように」というものなのに、感覚過敏というものが理解がし辛い・浸透していないことで肩身が狭くなるよね、というお話もありました。

空気が温まり、全員合流

■最近参加した勉強会の報告 
 苫野一徳さん めっちゃよかった。
Cuddleのことも相談し、『続けて行くこと』『上映会などを開催し、当事者以外の先生や地域も巻き込んでいくことが大切』とアドバイスをいただいたのよ。

■やりたいことをとことんできることって幸せよね
〇才能を伸ばせる場所 好きなことをとことんできる場がないのが残念。学校に行きにくくても、そんな場があることで幸せなのになぁ。
〇「☆☆になりたい!!」という熱い想いだけでその職につける世の中になったらいいのにね。学校に行けなくても、例えば医者になりたい!!!という夢に対して、学べる環境、経済面など応援するよ!!の人がいたり…。

■発達検査の就学前実施いるよね?
〇手探りで経過を観察するのではなく、子どもの特性を把握したうえでの学びの提供が本人にも、親にも、先生にとってもいいと思う。
〇中学生でうけもった生徒さん。書字の様子などから検査を進めたところ、親御さんから感謝された経験あり。

■学校ってさ…

〇規格外を受け付けてくれない。SSサイズも、3Lサイズもいていいのに、Mサイズを作りたがる。残念。
〇支援級に在籍している子どもたちには当たり前に居場所や先生がいてくれる。でも、別室登校など仮住まいの立ち位置のわが子たちには、与えられない。支援級に在籍せず、通常級にもいずらいわが子たちはいつも肩身が狭い。校長に学校内に居心地のよい居場所を相談したが、それを作ることで「ずるい」などとそちらに行きたがる子が出ると言われたことがり、論点がずれているなと感じた。みんなもわが子も楽しめるような学校作りが一番なのに…と。

■本来の目的を伝えることが生きる力に繋がるはず

〇マスク着用(細々としたルールも)
なぜ必要なの?どんな時必要なの?ってことの意味を伝えられているかな?学校では必ずつけるけど、登下校や外遊びでは外していいって指示する。じゃ、外で対面で近い距離で話しかけられた時、外だからしなくていいってこと? なぜ?どんな時?がきちんと理解できていて、考える力がついていれば、こんな場面では自らつけられる人になる。
今だから、そんなことを対話的に話し、考えることが必要で、そんなことが本来の生きる力に繋がるんじゃない??

たくさん話して 共感してもらって
たくさん笑った2時間半。
あっという間でした。

ご参加いただいたみなさま ありがとうございました。
また、次回もお会いしたいです。

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