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上空から見るオクトーバーフェスト

今日からドイツのオクトーバーフェストがはじまった。

正確に言えば、この記事を投稿した瞬間、つまり日本時間19時はドイツ時間の正午。この時刻に、会場であるミュンヘンの市長がオクトーバーフェストの会場で、カウントダウンに合わせてビール樽に栓を打ち込む。打ち込んだら「O'zapft is !」(酒が出たぞ!)と宣言して、祭りが始まる。

毎年、オクトーバーフェスト関連の記事を投稿しているけれど、今年は「上空からみるオクトーバーフェスト」をテーマにしてみよう。この切り口のまとめ記事は、ちょっと珍しいかも。

ビッグテント

まずは、会場のメインとなる「ビッグテント」。ミュンヘンにある六大醸造所などのビッグテントが見える。

手前から奥の方へ、レーベンブロイ、パウラナー、ハッカー・プショール、シュパーテン、アウグスティナー、ホフブロイ・・・おおすごい、六大醸造所がすべて一望に見えている!!いやー、テンション上がるなあ。

・・・という僕の大興奮が、共感を得られにくいことは理解しています、ハイ。

会場エリアは普段は何もない広場なんだけど、この時期になると木組みのテントが建てられる

ちなみにビッグテントの中は、たとえばこんな感じ。どのテントも個性豊かで、雰囲気はそれぞれ違っている。

人々は南ドイツの民族衣装に身を包んで参加する

キルメス

しかし、オクトーバーフェストはビールだけではない。敷地の半分弱くらいは、キルメス。つまり移動遊園地が占めている。

では、キルメスのエリアをざっとみていこう。

下の写真は、右側に見えているのがジェットコースターとウォータースライダー。左側の建物は屋内ローラーコースター。それ以外にも、ちっちゃくて殆ど見えないけれど、お菓子屋さんの小屋などが建っている。

観覧車から撮影

下の写真は、ぐるんぐるん回る乗り物のアトラクションのほか、食べ物屋さん、イベント小屋、射的、小さめのビアレンストランなどが立ち並ぶ。

高く上る空中ブランコから撮影

ちなみに、この写真の手前側は、野戦病院のように酔っ払いたちが倒れているエリア ↓

この写真を撮ったのはお昼どきだったから、まだ倒れている人はいなかったと思う

なぜこのエリアか?

なぜなら、この場所には会場外の一般道から、車が入ってこられる道路が繋がっている。だからこのルートを使って救急車が入ってくることができる。ということで、救急車が酔いつぶれて倒れている人たちを乗せて、次々と搬出していくルートになっているから。

さて、ついでに地上の写真も何枚か ↓

移動遊園地につきものの、低い空中ブランコ
左側はパン小屋で、南ドイツ風サンドイッチやプレッツェルを売っている。右側は飲み物屋さんで、コーヒー・カプチーノ・発泡ワイン・蒸留酒などが飲める

生まれて初めての新しい感覚

さて、最後に見て頂きたいのが、会場を出て隣接する建物から撮影したこの写真。

この写真はどこから撮っているのか。これは、会場に隣接する教会のベランダから。

この教会は、オクトーバーフェスト期間は夜も開けてくれている。誰でも入ることができて、更に教会内部の階段を登って、ベランダにも入らせてもらえる。

すると、このような絶景が。ちょっとした、知る人ぞ知る場所。オクトーバーフェストの会場から帰りがけに地元の人たちが寄っていって、ここから景色を眺めてから帰っていく。

ところで、この教会に初めて入った時。1階の大きな礼拝堂へ入った瞬間、

「ん??なんか生まれて初めての新しい感覚だぞ??」

と、今までにない斬新な感覚に襲われた。でも、何が新しいのか原因が分からない。

うーーーん。と、立ち止まってよく考えてみて。

分かった。こんな酒くさい教会は生まれて初めてだ

by 世界の人に聞いてみた

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