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エキゾチック買い物

「今日は世界の国々を旅してみようか」

と、奥さんを誘って、近所へ。

今回は、ドイツに住んでいた当時の日常についての簡単な投稿。2021年の冬、コロナのためにロックダウンでほとんどのお店が閉まっていたときのこと。

なにせ、旅行もできないわ、お店も閉まっているわで、できることが非常に限られていたあの年の冬。僕は雪山を登りに行ったりしてたけど、奥さんは気晴らしができない状況。

そこで目を付けたのが、いろんな国の食材を売っているお店。かろうじて食材店は営業することができていた。ドイツは多くの移民が住んでいる国。大きな都市にはそんな国々の食材店が店を出している。

その日はいろんな国の食材店を巡ってみようかと思い立った。世界の国々を旅行した気分を味わいに行こう、と奥さんを誘って出かけた。

ロシア食材店

ここは家からかなり近所にあったお店。ロシアの食材やお菓子が売られていた。

ロシアのチョコレート。パッケージのデザインが美しい ↓

ロシアは水産物の缶詰や瓶詰が豊富。うちは魚の水煮、サバの燻製、イクラの缶詰、フォアグラを買って帰った。

ロシアの食材だけでなく、旧ソ連の国のお酒も売られていた。

ここぞとばかりに買い込んだ

右側は旧ソ連のアルメニアのブランデー(果実の蒸留酒)で、日本でも買うことができる。アルメニアが誇るアララトという有名な山の名前が付けられている。日本でいえば「富士山」という名前の焼酎みたいなもの、と言ったらよいのだろうか。

左側はブルガリアのラキア(果実の蒸留酒)。これは洋梨を使っているけど、同じ種類でアンズのものが最高でいつも買っていた。

ブルガリア食材店

ブルガリアといえば有名なのがヨーグルト。乳製品の占める面積の大きいことよ ↓

下の写真はオートミールのパッケージ。この民族衣装が、ブルガリアのあるバルカン半島っぽい雰囲気 ↓

他にも、加工肉がヨーロッパと違って独特。ブルガリアは中東が近いので、香辛料入りの羊肉やハンバーグっぽい加工肉の多いところが、バルカン半島っぽいなあ。。。

中東食材店

粉物がいろいろ売られているんだけど・・どうやって料理に使うのかは謎。

真ん中のものは、ひよこ豆を挽いた粉らしい

お米も売られているところがアジアに近づいてきた感じ ↓

ちなみにうちの奥さんは、トルコ系のスーパーは日常的に利用していた。野菜が日本と近いものが売られているし、肉も新鮮で様々な部位が売られている。安いし。

アジア食材店

慣れ親しんだアジアの食材が並ぶ中で・・、何はともあれ、この主婦のインパクトが絶大。タイのオイスターソースらしい。

どんなコンセプトで何を訴求したいラベルなのか、製品企画書を見てみたい

ということで、当時のコロナの中であっても、世界の食材店を巡って世界各国を旅行した気分になった日だった。

by 世界の人に聞いてみた

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