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Vol2. イギリス滞在記〜食生活について

前回の記事でも「意外と食費が安い」と投稿したのですが、さらにイギリスでの食生活について深掘りしてお伝えします。

というのもまだ仕事をしていないニート生活のため、日々の楽しみと言えば食べることが大半を占めています(笑)。

料理をすることも好きで毎日自炊をしているので、イギリスに住んでいる・これから住む方、また旅行で訪れる方にも有益な情報をお届けできればと思います。

あくまでも超主観+自分好みの食材の紹介になってしまいますが、よければご覧ください♪


1. チーズが安い!Somerset Brieがおすすめ

前回の投稿でもチーズなどの乳製品がイギリスでは低価格で手に入るとお伝えしました。

特にイギリス発祥のチェダーチーズや、その他モッツァレラやカマンベールなどのナチュラルチーズが豊富にスーパーの棚に並んでいるところがヨーロッパらしいな、と感じます。

多種多様なチーズが並ぶ

個人的におすすめなのが「Somerset Brie(サマセット・ブリー)」というチーズです。

チーズ好きの方はフランスのブリーチーズをご存知かと思いますが、このチーズもブリーと名がついているので同じ味です。

個人的にはフランスのものよりSomerset Brieの方が白カビの風味が抑えられていて、よりマイルドで食べやすいのかなと思います。

日本では高いブリーも£2.40と比較的安価

ちなみに、このチーズがイングランド南西部にあるサマセット州で作られているので「Somerset Brie」という名前がついているようです。

サマセットにはロンドンとはまた異なる緑豊かな風景が広がっているそうなので、いつか行ってみたいものです。

2. M&Sの食パン

私は朝パン派なのですが、海外では日本のような食パンを探すのがなかなか難しいです。

食パンっぽいスライスされたパンは売っているものの、日本の食パンのように厚切りではなくペラペラ。1枚あたりのサイズも小さいので2枚は食べないとお腹に溜まりません。

そこで、ちょっとは食パンに近いと思えるようなパンをM&S(マークスアンドスペンサー)のスーパーで発見しました!

ご覧のように「THICK」=分厚い とパッケージでは謳っているものの、日本の食パン6枚切りより少し薄いくらいだと思います(笑)。

それでも他のスライスパンよりは厚めでサイズも結構大きめなので、これで妥協しました。

何よりとっても安いんです!なんと1斤で75p!日本円で140円くらいでしょうか。これだけ安ければもう文句は言えません。

3. 日本のきゅうりに近いBaby cucumber

海外でよく見かけることが多いのが「English cucumber」ですが、太くて水分量が多く歯応えもないので、日本のパリッと引き締まったきゅうりが好きな私にとっては許せない存在です(笑)。

そこで発見したのがBaby cucumber

発見したといっても以前カナダで生活していたときにもスーパーで見かけたことがあったのですが、その前にEnglish cucumberの方を食べてあまりのショックできゅうりを買うことをやめてしまったため、結局トライせずでした。

Baby と名前がつけられているだけあって日本のきゅうりの半分くらいの大きさです。

結構歯応えもあってサラダに入れても美味しかったですし、酢の物なんかにしても日本の味を再現できるのかなと思います。

美味しかったので、こんな感じで先述したブリーチーズやハム、トマトを合わせてホテルのブュッフェ風朝食にしてみました。

豪華に見えますが、こちらにある食材、全部安いです!例えばBaby cucumber、トマトはともに6つ入って1ポンド以下でした。

ハムの上に乗っている紐状のチーズはまた別のトルコ原産の塩気のあるチーズです



4. 豚バラ肉の代わりとして使えるベーコン

豚バラ肉は炒め物でも鍋料理でもなんでも使えて便利ですよね。冷蔵庫に常備しておくべきお肉と言っても過言ではありません。

ところが欧米世界ではそもそも「肉の薄切り」を販売する文化がありません!

そのため、豚バラや牛スライス肉なども現地のスーパーではお見かけしません…。

すき焼肉なんてもっての他。あんなサシが入った薄切り肉なんて、海外ではまず食べられません。高級百貨店なんかに行けば「WAGYU」ブランドで売っているところがあるかもしれませんが、そんな高級品など庶民には高くて買えません。

バラ肉がないとなると料理のバリエーションがかなり限られてくるもの。

そこで見つけたのがこちらのベーコン。
薄切りです。

味がベーコンすぎると困っちゃいますが「Unsmoked / Reduced salt」と書かれているように、スモークされていない/減塩 のベーコンになります。

これだったら料理に使えるのでは?と思い肉じゃがにしてみました。

やはり色がピンクになるのと味はベーコン感が残るのは否めないものの、薄切り肉がなかった時のことを考えると100歩前進です!

右のエビは安くなっていたので思わず購入しガーリックシュリンプにしました


とにかく豚バラを使う料理はこのベーコンで乗り切りたいと思います。

※ただイギリスの硬水で肉じゃが用の出汁をとっても日本のように美味しくありませんでした。お水の話はまた別の機会に…。


5. M&Sのビスケット

まずご存知の方も多いかとは思いますが、イギリスで言うビスケットとは、クッキーのことです。アメリカではクッキーと言うので日本ではその言い方が定着していますが、私たちが想像するクッキーというものは、イギリスではビスケットと表現されます。

イギリス人はビスケットが大好きでティータイムには欠かせません。スーパーの棚にもビスケットがたくさん並んでいます!

しかも安い!1ポンド以下のビスケットもあるので、甘いものが食べたいときにはぜひM&Sを覗いてみてください!節約にもなりますよ。

日本人にはちょっと砂糖多めかもしれませんが、よく海外のお菓子であるような激甘すぎて食べられない!なんてことはありません。

紅茶と一緒に頂くと良いバランスなので、お土産にもおすすめです。

見た目がかわいいのでお土産にも◎


とにかく外食は高いしクオリティも50〜70点くらいのイギリスでは自炊したもん勝ちです。

旅行で訪れる方も、スーパーでサラダやハム、チーズ、パンなんかとワインでも買って、ホテルで一杯飲むのもいいのではないでしょうか!?

以上、イギリスでの食生活についてお伝えしました。
またいろんな情報をお伝えできればと思います♪
お読みいただきありがとうございました!

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