見出し画像

結婚式参列侍、魔が差して候。【深夜3時の逃避行 #7】

今回は、自分と同じ価値観を相手が持っているなんて勘違いをすると痛い目に合うって話をば。

つい先日友人の結婚式に参列したのですが、幸せそうな当人たちを眺めてると、いろいろとこみ上げるものがあります。私の場合、幸せをおすそ分けされまくって温かい感情が胸の中ぎゅうぎゅうに溜まっていき「あ〜あの人に会いたい!」なんて好きな人を思ったりもするんです。お酒が入っているからなおさらです。

でもそれって万人共通ではなかったんですね。当たり前っちゃ当たり前か。

数年前、大好きだった人が2度くらい、結婚式のあとにほろ酔いでスーツ姿のまま連絡がきて会いにきてくれたことがありました。お付き合いしていたわけではなかったので、その時私は思いましたね「キタコレ」と。あ〜あの幸せな雰囲気に感化されて私に会いたくなっちゃのね、はいはいと。しかも2回目なんてもう完全勝利だと。

んが〜しかし違った。世の中には「寂しがりや」って人種がいるそうですね。知っていたけど彼はそのタイプでした。しかも、その中でもトップクラスの寂しがりや&私の好意に気づいてるという最強カードが2枚揃った状態だったわけです。

人としてそれなりに好かれていたのは確かだとしても、それが別に異性といてとは限らないですよねえ。うんうん、私先ほども言いましたが寂しがりやの真反対の人間なので、恋愛として興味のない人と時間を作ることはほとんどなく、よほど内容に興味がないと、例えばとくにやることもなく会ったりしないんですよ。だから余計に勘違いしてしまいました。

結局そのあと彼とはなんやかんや仲良くしていましたが、恋人未満で終わってしまいました。くっそー!

はぁ。しかし人間って難しいもので、他者に対してないものねだりじゃないですか。そう、寂しがりやな人ばっかり好きになっちゃうんです・・・。おわた。

次は勘違いなんてしないんだからねっ!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?