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薄力粉で焼いたパン

長女の夏休みの自由研究は、トラブルにより予定変更。急遽、パンを焼くことになった。


料理に興味を持ち、食べることが大好きな長女。料理はどちらかと言えば苦手な私。とても先生にはなれないけれど、強力粉と薄力粉の、焼き比べに挑戦。


シンプルな丸パンのとあるレシピを参考に、強力粉200gと、薄力粉200gの2パターンで作ってみる。砂糖やドライイーストなど、あとの材料は同じ分量で。それから発酵時の環境は、温度28℃、湿度70%で1時間と、同じ条件下。

          

           ◇◆◇


強力粉の発酵後の写真を撮り忘れるなど(一番大事…)、ハプニングもありましたが、無事終了。


我が家の結論。

強力粉を使って焼いたパンも、薄力粉を使って焼いたパンも、どちらも美味しい。

もちろん強力粉の方が発酵でよく膨らみ、弾力があり、やはりパン作りに適しているのだと実感。ただ、薄力粉の方も、少し固さとパサつきはあるけれど、ほんのりバターと小麦の香りがして、美味しい。食べる直前にトーストすると、焼きたてを味わえる。


ちょっぴり固いパンも、

「かたいね」

「でも意外とイケるよ」


ああだこうだ言いながら、こぼれ落ちそうな頬っぺたを落とさないように、大切に皆で頬張る。


これから、強力粉がないときは、薄力粉でパンを焼いてもいいね、そんな発見をした日。



パンといえば、強力粉。


それは、そうなんだけれども。



ふと、薄力粉で焼いたパンのような人生も、良いかもしれないな、


そんな大雑把な感想を抱えて、2022年の夏休みが通りすぎていく。


(2022.8 🥯🥖🍞)

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