差別でコーティングされてる世界

ほぼ愚痴なので(苦笑)

ニュース記事で某テレビ局関係の人が「今までみたいにブスとかデブとか使えなくなりそう」と言う概要の記事でした。

前から嫌だったよ!w

あぁ嫌だったさ!嫌だったともさ!…と言うか数年以上前にテレビを見ることをしなくなって、メインがスポーツ中継と軽くアニメ見るくらいになったのも「テレビで『無様さを笑いにしている光景』が嫌で堪らなかった」からだし。

長らく関西に住んでいたので、新喜劇も良く見ていましたが、それでもやはり「ちっちゃいオッサン」とか「鼻から油」とか「口笛吹いてませんピュー」とかはなんか引っかかってたんです。変な感覚。

あと「不安を煽る系広告」が殆どになってきたのも大きいけど。健康食品やサプリ系全般、保険等金融商品、別にそれ以外の表現もあるはずなのにとにかく見るものを不安にさせまくって「そんなあなたにはこれ!」って

そんな私じゃねーよ!w

って思ったり。悪口を笑いに昇華させるってのは関西では常套手段というか日常茶飯事で「ネガ要素をどこまで笑いに変えられるか」って技術もあるんだけど

そもそものネガ要素いらんやんw

と思ってしまうですよ。理不尽に降りかかった現実のネガ要素を笑いに変えて行くのは前向きなんだけど「意図的に、笑いのためにネガ要素を作り上げて否定してから笑わせる」ってのは目的と手段が良く分からなくなる。

テレビって結局「男性目線」なイメージあるからね。男性目線だから「女性を良く取り上げれば女性は喜ぶだろう」みたいなね。「男が持ち上げてチヤホヤしてあげての女性の存在」とかね。じゃぁ女性目線で作るとどうなるかって言うと恐らく生々しいと思う。それでは商売にならないからしない。面白くもならないし批判も受けるしで良い事無し。そんなコンテンツには誰もお金を出さない。それだけのこと。

つまり見る側もスポンサーも実際の性別とは関係なしに「無意識に男性目線」なのだろうなぁと考えてしまうのです。

以前「お母さん食堂はどうなの?」と提起した若者がいましたが、あれはあれでそう言う意見と行動で良いんです。良く行動したなぁと思います。結果がどうあれ「おかしいなと思った事に対して行動します」と言うのはすごく大事です。じゃなきゃ一生気付けない。

今話題?の某大晦日番組が軟化した事でも言われてますが、暴力系の笑いも割と受け付けませんでした…関西に居たけど…「うっ…」ってなっちゃいます。ハリセンとかね「すごく痛そうに見えるけど、痛くない」ってのを良く考えて作ってあるけど、結局「痛そうに見せての笑い」なんですよね。

痛かったり、ゆがめたのを「ワッハッハ」って笑うのは…うーん…あのパンスト被るヤツも嫌でしたね…「なんやその顔~」って。だからお子さんの失敗動画とかペットの反応楽しむのもあんまり…

なんだろうね

確かに見ていて微笑ましいのは確かでも、何か気になるというか「これで本当に良いの?」って感覚が付きまとうような。

Eテレで障害を持つ人の番組もあって笑いもあるけど、それも楽しいけどやっぱりどこかで「笑いって何だろう」って考えてしまう。「そんな事考えてたら何も笑えない」って言われそうだけど

今それ!w

自分としては障害を持つから違う人という感覚よりは「単に他人」としか思わなくて、その中で「出来る事と出来ないことがある」という感覚で、でもそれだと「障害関係無くない?」ってなっちゃう。それはそれで良いのかも知れないけど、本当にそれで良いのかもわからない。

と言うかそもそもそこまで他人に興味がないから、興味のない他人が障害を持っていてもいなくてもそこまでの話になっちゃうから私の方が危ういんだけど(汗

パラリンピックの出場者を見ていても「元気な人だなぁ」としか思わないし「頑張っている他人」というだけの感覚で見ていたりします。「障害がある人が頑張るから素敵です」って言う思考ロジックは「じゃあ障害がない人が何も頑張らなかったら最低の人?」って全力で天の邪鬼る(苦笑

パラって「パラレル」で「並行」でしょ?オリンピックとの「並行」や、選手じゃ無い人たちとの「並行」じゃないの?特別であって特別で無いことが大切なんじゃないの?ただの成績競争ってだけ?競うだけが目的なら寂しいと思う。選手はみんな絶対にそんな事考えてない、はず。

最初の話に戻ると「今まで他人を劣っているように演出して蔑む呼称で面白くしていたのにそれができないなぁ」って発言は正直もうね…もう…ちょっとね…なんかね…あんまり表現として書きたくない感覚w

私も無意識で優越感を得るために他人を劣っていると思い込んでいたことも有ると思う。特に病み気味の時は。その優越感は甘い毒なんだろうね。自己顕示欲とかでもさ、承認欲求って「自分への」じゃないもんね「他人より優れている自分」って言う願望からの「承認」でしょ?「劣っている周りの人間よりも私は優れているからチヤホヤされているんだ」って言う甘美な優越感の毒が全身に回っての快楽でしょ?

テレビの人間はそういう事全て理解して演出して「ブーム」を作り出して「社会」を構築して行ってたんだよ。今まで。まぁテレビだけじゃなくてメディア全般そうなんだけど。受け手の私たちも見て見ぬフリで「経済が回るなら良いか」「面白く楽しいなら良いか」って一緒になって笑ってたよ。

おかしいのはどっち?

女性も女性で「持ち上げてもらえるなら差別されても…」みたいな無意識の感覚が習慣化されて、結果的に「何が差別か」って感覚が分からなくなってる。根本的に性別主体で考えるから不明瞭な訳で「人として向き合う場合の礼儀」って立ち返ればそこまで悩むものじゃ無い事も多い。ただ、社会全般に「常識」としてどっぷり浸透した「女性の考える女性像(と思わされていたもの)」は根が深いから今後数世代は続きそう。頑張れ若者(を

私もオタク文化というか、そちらの界隈も多少…もう本当に少しだけどそこで知るところでも当たり前にある「女性=男性のための性的立ち位置」はもっとどうにかなっていかないのかなぁ…と言うのは感じるです。もちろん胸の大きい人も、男性に媚びる人もたくさんいますしそれ自体は否定されるものでは無いでしょうけど、そこまで様式美にする?ってくらいには感じます…

あと「女性=基本的に可愛いorキレイ」ってのもメディアあるあるな上に「可愛くない女性主人公=新しくて女性目線ですごい」みたいなのも「えー!?」感なんですね。

普通だよ!w

可愛くしたい人は可愛くするけど、そうで無い人もいるよ。まぁお話としては可愛くないと進まないから可愛くしているだけだろうけど。

可愛くしない人も人生は進んでるよw

まぁそんな話誰も見たくないよって事だしそうだろうなとは思う(苦笑)そこはまぁイケメン大好き女性も多数いらっしゃるので男性のことを言えない場合も有るかも知れないし…イケメンでも美少女でも人間一匹だよ…

メディアが誇張して扱う「偏った女性像・男性像」…と言うか女性男性だけじゃ無くて外国の人とかさっきの障害を持った人とか「一般人じゃ無い奇異な人々」の描かれ方はやっぱり腑に落ちないですね…まだこの国は鎖国中らしい…

そうそう、某有名漫画家さんの漫画で「犯罪者=精神障害者」という描写が修正された件もありましたね。無意識の刷り込みは結構危ういんだけどね。

そこで「自分はそう思ってないから差別じゃない」って脊髄反射な意見は、結局「こんなの昔は誰でもされてたんだよ」ってOLの尻触るオッサン上司みたいなもんでしょ?そうじゃなくて「これも差別に該当するのか…?」って言う「意識する事への取り組み」に向かうべきなんです。意識して、情報を得て、実際の現場から当事者から話も聞いて考えた上で「いや、自分はやっぱりそれを差別じゃないと思う」って決め込むなら「あぁこの人はそう言う考えなんだな」ってなりますけど「修正した」って事実だけで他に何も知らない状態で「差別じゃ無い!」はフェアじゃない。

無意識の刷り込みって言っても、結構みんな意識して「うっわ…あいつヤベーんじゃねーの絶対犯罪犯しそう…」とか言うでしょ?意識してんじゃんね。そう言う事なのに「差別じゃない」とはこれいかに。

いろんな差別があるけど、結局は「ストレスとの向き合い方を間違えた故の流れ」と思ってるです。どんなにお金持ちになっても不安で悩んでストレスのはけ口に「弱いと思われているモノを蔑もう」というのを仕組みにしたのが差別。実際に弱いかどうかは関係無いですね「お前は弱いんだ!」って思えば、思わせられればそれで成立。同じストレスを抱えた不特定多数の人間を巻き込めば「常識」として社会に承認され大手を振って蔑むことが出来るのが差別。

ストレスとの向き合い方って、結局自分の弱いところとの向き合い方だからメッチャクチャ痛いのよね。痛いし苦しいし怖いし不安だしどうしようもない。どうしようも無いから他人に八つ当たりする。八つ当たりされた人間もストレス抱えるから他人に八つ当たりする。はいエンドレス差別完成。

なんだかなぁ。

虐待とかも「虐待する人はほぼほぼ虐待される側だった」ってのも聞いたことが有って、辿れば辿るほど虐待の系図が出来上がるそうな…

なんだかなぁ。

SNSはストレス解消じゃ無くて「ストレス共有装置」で、共有が膨れ上がると炎上で、鎮め合うと癒しなんだろうなぁ。でも共有して膨れ上がってるのが叩いてる相手じゃ無くて自分のストレスってのに気付かないのも悲しい話です。…って言いながら私も叩いてるじゃん(汗

私だってストレスとまともに向き合えてないよ

同じ穴の狢なのでした。


何ら中身の無い文章を書くことを生き甲斐にしてる人生丸ごと無駄潰しまっしぐらYeah!☆稀に詩のような雑文が表示されますが脳内バグの仕様です(どっち