グルメ系サービス個人開発しててマネタイズにつまづいた
私はインフラエンジニアとして東京都内の会社で働きつつ趣味でWebサービスの個人開発をしています。そしてもう一つの趣味でカレーブログを書いているので「IT×カレーでグルメ系のWebサービス開発しなよ」とよく言われます。
しかし、グルメ関連のWebサービスは飽和している気がしますし、レシピ投稿サイト(クックパッドとか)、飲食店口コミサイト(Rettyとか)、飲食店予約サイト(ぐるなびとか)、宅配サイト(楽天デリバリーやUber Eatsとか)などどのジャンルにおいても大手企業がひしめくレッドオーシャンのように感じます。
そこで、個人開発のWebサービスでも大手企業と差別化して戦いマネタイズ(収益化)する方法を考えているのですが苦戦しています。みなさんの参考になればと思い、その葛藤の様子を紹介することにしました。
個人が戦うには省エネ・小コストが必須
ユーザーが課金したくなるコンテンツをそろえるのは資金力とマンパワーがある大手企業でないと厳しいですし、黒字になるまでWebサービスを続ける体力がもちません。
また、グルメ系の通販を行うのも大手ECサイトが乱立している中で参入するのは厳しいと感じます。
個人開発者が大手企業と戦うには1人で賄える範囲の開発・運用工数で済み、開発者の貯金からの持ち出しが発生しても生活を圧迫しない程度の小コストで済む仕組みを作らねばと感じます。
アフィリエイト
アフィリエイトは自分で商品開発をしたり在庫を抱えることがありません。
グルメ系のアフィリエイトは大きく分けて「物販」「飲食店予約」「料理教室への申し込み」があります。
物販は食材や食器、お取り寄せグルメなどのアフィリエイトです。インターネット上のショッピングモールで販売されているものを紹介します。
飲食店予約は飲食店口コミサイト経由でディナー予約をした場合、報酬が発生するアフィリエイトです。
料理教室への申し込みは料理教室の体験レッスンや有料レッスンの申し込みをしたときに報酬が発生するアフィリエイトです。
アドセンス
Googleアドセンスを導入し、広告をクリックしてもらうことにより収益をあげる方法です。
アクセスを集め続ける工夫は必要ですが、元手は必要ありません。
記事広告
飲食店やグルメ商品の紹介をする記事広告を書き、Webサービス内で紹介する方法です。
こちらもアクセスを集め続ける工夫が必要ですが、まずは無料のユーザーを集めて彼ら彼女らに課金を促すよりも収益があがりやすいと思います。
通販
仕入れたり開発したりした商品を販売します。
決済機能が必要ですし、配送の手間等もかかりますが、コンテンツに課金を促すよりもハードルは低いと感じます。
まとめ
いかがでしょうか。周りの個人開発者の声を聞くと、コンテンツを提供してそれに課金するよりも広告で収入をあげる仕組みの方が収益があがりやすい印象です。
グルメ領域に関していえば、Webサービスを個人開発するよりも調理や食べ歩きの動画をYoutubeに投稿したりnoteに文書と写真をまとめて販売したりした方が工数もコストも少なく済む気がしました。
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