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体調不良は自己責任?

あんたは昔から休むのが嫌いで
体調不良おしてでも学校行ってたよね、
とよく母に言われます。
そのとおりです。
今となっては周りにうつすおそれも考慮して
絶対やってはいけなかったと思いますが、
微熱くらいなら這ってでも学校行くタイプでした。
なんとなく皆勤賞がほしかった、
というのは少しありますが、
一番は休んではいけない、
そうしないと親から詰られる、と思っていた節がありました。
休むと家の中で疎まれるだけだし、と。

体調不良を起こすと、
大丈夫?より先に、
なんか不摂生が祟ったんでしょ、と
言われてきた気がします。

しんどい時は休んでいいんだよ、
そんな体調で行ってはいけないよ、
なんて親に言われたこともなかったのに、
まるで私が皆勤賞欲しさに体調不良でも登校してた迷惑なヤツみたいに、
今更親から言われるのは腹が立つなといつも思います。
親にそれを言うとまた険悪になるので黙ってますけれども。

ちなみに今でも言われます。
子供が体調不良を起こすと、
私の管理不十分、的な。
生活リズムを整えてあげてないからだ、と。
そのままそっくり親に言い返したくなります。
これまた言っても仕方ないので言わないですけど。

体調不良は事故みたいなもので、
しかたないものだと思います。
生まれつき体が弱いとか免疫強いとか
個人差もあります。
そうやって頭ではわかっている一方、
社会人として過ごしていると、
明らかに自堕落な人や、
え?ズル休みじゃないの?ってくらい頻繁に休む人にあたると、
モヤモヤするのも事実です。
その人たちだって本当にしんどい思いをしてるかもしれないのに。

もっと寛容で優しくなりたいです。
子供の頃に心に刺さった、
体調不良は自己責任であり、
体調崩すなんてひ弱な自分が悪いんだ、
と刷り込まれている、この棘を、
どうにか無くしたいです。