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投票率の低さ

松山市では今年大きな地方選はないと思いますが、
過去の各選挙の投票率をみると、
20歳前後の年代で低いのがわかります。

愛媛県全体そうかもしれませんが、
松山市って、住民票を松山に置いたまま
県外進学している大学生や専門学校生、
大多数いると思うんですね。

そういう方々が、
果たして選挙のために帰省するか…
私の感覚的に、ですが、おそらくする人は少数派でしょう。

あとは、子育て世代。
子供連れて投票するの結構大変なんですよね。
それとか、私自身経験ありますが、
ちょうど投票期間が臨月と産後すぐの時期に被って、体がしんどい時とか、
わざわざ投票所行く気起こらず。

ということで、そのあたりの若い世代は、
投票率低くなっちゃうのかな、
なんて推測します。

投票率アップのために、
色々税金使われていますが、
私は啓発活動は、正直どんなにやったって、
投票率の大幅アップにつながるものではなく、
ほぼ無意味なんじゃないかと思います。
投票する人は習慣的に必ずするし、
しない人はいつもしないんじゃないかと。


投票の利便性をあげるために、
期日前投票所を設置する費用とかは、
必要経費として仕方ないかなと思いますが。

(それでも、
各支所で、ひっきりなしに投票所に人が来るわけではないのに、
選挙立会人と、
市の職員2人以上が、
ずーっと張り付いてるのは、
ちょっと無駄がある気がして仕方ありません。)

選挙の仕組みを学校で教える教育費や、
前述のような問題点を解決するために選挙の仕組みそのものを変革するための費用は、
必要と思いますが、
選挙の啓発はしゃかりきにやらなくてももう十分で、
あとは個人の良心次第かなと思います。

まあ、若い人は、
選挙行ったって意味ないと思う気持ちもわかります。

だって、人口構造として、
高齢者の方が多いんですから、
もし仮に選挙権をもつ全員が投票したとしても、
若者票が高齢者票の総数を上回ることはなく、
つまり若者票が強く反映されることはない、って思っちゃいますもんね。

この問題を解決するには、
たとえばまだ投票権のない子供を持つ親の投票数は2倍にするとか、
工夫しないといけないかなと思います。

今の選挙制度を根底から変えるくらいしないと、
どれだけ啓発しても、
投票率は永遠に上がらないように思います。