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イヤがらせ大好き!介護士さんの表と裏

利用者からお菓子や野菜などのおすそ分けをいただくことがあります。
利用を終了した方からのおせんべいをいただいたり、お中元の季節にお菓子をいただいたりです。

ある利用者さんとお話していると、
「野菜はもらった?」
と尋ねられました。

この利用者さんは農家さんで、さまざまな野菜を育てているそうです。

私は何のことか分からず、
「野菜ですか?」
と確認すると、利用者さんはこう話し始めました。

「野菜をA介護士さんに渡したんだけど、もらってないの?
みんなで分けやすいに、ビニール袋に入れて渡したんだけど。
職員の人数を数えて、ちょっと多いくらい渡したよ。」


「私はその日、仕事が休みだったんじゃないですか?」

利用者
「A介護士さんは、休みの職員は、ロッカーの前に置いておいたって言ってたよ。」


「あー、そういえば、他の人のロッカーの前にはビニールに入った野菜が置いてありましたね。私のところにはなかったですけど。」

利用者
「え、あのA介護士さんって、そんなに意地の悪いことをするの?
この前は○○を持ってきたし、その前は○○を持ってきて渡したんだけど。」


「すいません、全部知りません。」

利用者
「まぁ、あきれた。
あのA介護士さんって、そんなに意地の悪いことをするの?
会ったときから、きつい物の言い方をする人だなぁと思って、いやだったのよね。
やっぱりそういう人だったのね。」

私に対するA介護士さんの、こういう、小学生のような嫌がらせはいつものことなので、「またか」という感じで、どうでもいいです。

A介護士は、利用者の前では、「おはようございます。今日もよろしくね。」とにっこり笑顔で元気に挨拶。
表面上は、見事に取りつくろっているわけです。

ただ、

会ったときから、きつい物の言い方をする人だなぁと思って、いやだったのよね。

という一言は、サービスの質は、職員の人柄と切っても切れない部分があることを示唆しています。

どれだけ表面上では、良い人を装ってみても、長年、人を見てきた利用者たちは、簡単にその人の本質を見抜いてしまうわけです。

サービスと人柄の一体性を踏まえ、私も自分の言動に注意を払う必要があると感じました。




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