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映像の世紀 マンハッタン計画を見たので考察、レビュー

先日放送した映像の世紀バタフライエフェクトをみたので感想を書いていきます。
お届けするのはモラトリアム山田です。
※内容に触れるので未視聴の方はご注意ください。


そもそも映像の世紀バタフライエフェクトとは

NHKで以前から放送されている番組「映像の世紀」シリーズの最新シリーズです。映像の世紀とは名前の通り映像を用いて歴史的な事象を解説していくという教養番組です。
最新シリーズのバタフライエフェクトは歴史上の決定的瞬間がその後の歴史を大きく変える、というようなニュアンスで歴史的な瞬間に焦点を絞っています。
バタフライエフェクトというのは

バタフライ効果(バタフライこうか、: butterfly effect)は、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象[1]

wikipediaより

というものです。SFなどにもよく使われるので興味のある方は調べてみてほしいです。物理学的な用語だと思いますがその考え方自体は大変面白いものだと思います。

マンハッタン計画

今回は日本に落とされた原爆を製造したマンハッタン計画についての回です。この原爆が世界の行く末を変えたのは明白だと思います、バタフライエフェクトですね。
当時の世界ではドイツ、日本、アメリカ、ヨーロッパというような勢力が第二次世界大戦を繰り広げ、各勢力で原子爆弾の作成を急いでいました。
アインシュタインの考えた式を見ても分かる通り、世界中の物理学者から見て原子爆弾かつてないほどの威力を持つことが明白だったからです。
映像の世紀では第二次世界大戦の前に、ドイツのゲッティンゲン大学学んでいた人々が各勢力で原子爆弾を製作していく過程を映しています。
皆さんご存知の通り世界で最初に原子爆弾を使った勢力はアメリカです。
ドイツのゲッティンゲン大学で学んでいたオッペンハイマーはマンハッタン計画を通して原子爆弾の製造に成功し、日本に原子爆弾が落とされるのでした。

原爆は必要か正義か


多分左から三番目がオッペンハイマー

オッペンハイマーはマンハッタン計画が終わってから62歳でなくなるまで罪の意識に苦しみ続けていたという映像がありました。
彼の発言を見るに原爆は素晴らしい人道兵器などとは勿論考えていなくて、戦争に必要なものだったというような考えだと思いました。
「原爆は必要か?」という疑問は日本人なら誰しも一度は考えたことがあるのではないのでしょうか。私が思うに広島の使い方が正しかったかというのは分かりませんが、あの時のアメリカでは必要なものだったのではないかと思います。
「攻撃三倍の法則」というものはご存知でしょうか、戦争において攻撃側は守り側の三倍の人数が必要というものです。当時のアメリカは日本より遥かに優勢で誰が見ても日本の敗北は確定でした、ただ当時の日本を本当に地上侵攻で占領するとしたらかなりの人数、兵站、時間が必要だったと思います。それにソ連などの無傷の勢力もいました、正直言って地上侵攻していたらより多くの人がなくなっていたと思います。(アメリカも日本も)
ただ現代においては戦争で原爆を使い始めたら地球が終わっちゃうので、だめですね。
正義でないということは確かですね、罪のない人々を殺してしまうわけですから使う場合は核爆弾に限らず悪であるという意識を持つことは大切だと思います。「正義の戦争」はあり得ないということです。

まとめ

今回は映像の世紀バタフライエフェクトのマンハッタン計画についての回の感想を書いていきました。以前からマンハッタン計画については以前から興味があったので見れてよかったです。
核については考えることが取り敢えず大切だというありきたりな結論を出しておきます。
皆さんの意見を是非ともコメントに書いていただけると嬉しいです。
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