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イラストレーターやグラフィックデザイナーがWEBで利益を最大化するビジネスモデル~5つの販売モデルとは?~

割引あり

イラストや音楽など、いわゆる芸術・アート系の分野で生計を立てて行くのはとても大変なことだと思います。ビジネスチックに攻めるのかアーティストとして攻めて行くのか、その方向性にもよりますが、今回はビジネスライクな方向性でイラストレーターさんが利益を最大化していく方法について書いていこうと思います。

はじめに

音楽やアート系の分野は、なかなか利益を追求しずらい側面があります。特にビジネスよりな方向性(デザイナー)ではなく、アーティスト寄りの方向性で活動されている方だと日の目を見るまでが大変だったりもしますよね。

アートの世界は、主観の世界でもありますし私自身、イラストに関しては、もっぱら発注する側なんですが、複数の方にお願いをしてみて感じたことは商売が得意でない方が、割と多いなというイメージを持ちました。別の言い方をすると「価値に対して正当な対価を得る」ことになれていない方が多く、打ち合わせが円滑に進まない場面もありました。

駆け出しの方などであれば、自分の腕にまだ自身が持てないという方も当然いらっしゃると思いますし、商売人で無い方が多いと思うので致し方ないことだと思います。また、取り組まれている方のスタンスにもよるところも大きいように思います。中には交渉が上手な方もいました、

創作活動をするうえで「お金を稼ぐ」という事は、現代社会で生きて行くうえでは欠かせないことです。生活費であったり画材や創作に必要な備品を購入したりと「お金」が無いとままならない部分も多々あります。

そこで、今回はイラストレーターさんやグラフィックデザイナーさん達がもっとクリエイティブな活動をするために、ご自身の活動を通して「対価を得る」経験を後押しするために必要な以下の内容についてまとめていきます。

「自分を売り込んでいくための方法」
「ビジネスにつなげていく方法」
「宣伝や集客に役立つインターネットの使い方」


これらをまとめました。

ここで得られる情報について、
もう少し具体的に言うと以下の項目です。

ビジネスモデルの概要

  • メディア戦略

  • WEBマーケティング

  • ブランディング戦略

  • クライアントワーク

  • 営業スキル

  • 4つの販売モデル

今日からでも取り入れられる方法から、拡大させていく方法まで解説していきますので最後まで読んで頂ければと思います。

特に最後の「4つの販売モデル」を一緒に解説している記事は、ほとんど見たことがありません。

まずは、メディア戦略についてです。

イラストレイターやグラフィックデザイナーのメディア戦略

フリーのイラストレーターさんたちは、X(旧Twitter)をやっている方も多いと思います。その多くは趣味で絵を描いている延長でお小遣い稼ぎにも繋がったらという具合の組み立て方をしている方は良くお見受けします。

よく見かけるビジネスモデルの全体像

  • note:コラムなど

  • X:コミュニケーションツール&制作依頼受注

  • Pixv:作品をUP

  • ココナラ:制作案件受注

他にも界隈特有のサイトなどもあったりしますが、イラストレーターさんたちはいくつかのメディアを組み合わせて仕事に繋げている方は大いなと感じています。これは素晴らしいことだと思います。それと同時に、すごくもったいない部分もあります。

それは、マーケティングとブランディングの威力を最大限に活かせていないところです。

 ・マーケティングとは

マーケティングは、商品やサービスを人々に知ってもらい、欲しがってもらうための計画や努力です。これには広告やセールス、製品の価格設定、新しい商品の開発、お客様のニーズを理解することなどが含まれます。マーケティングは、ビジネスが成功するために非常に重要な活動で、顧客を引きつけ、満足させ、継続的な関係を築くのに役立ちます。簡単に言えば、マーケティングは「商品やサービスを人々に売る方法を考えること」です。

 ・ブランディングとは

ブランディングは、あなたやあなたのビジネスが他の人とどう違うかを伝える方法です。ロゴやデザイン、広告などを使って、他の人にあなたの特徴や良さを分かりやすく伝えることを指します。これにより、人々はあなたに信頼を寄せたり、あなたの製品やサービスを選んだりする可能性が高まります。簡単に言えば、ブランディングは「あなたの印象を良くするための方法」です。

マーケティングとブランディングは密接な繋がりがあり、両者を一緒に高めていくことで効果が伸びていきます。

マーケティングとブランディング(初級編)

イラストレーターやデザイナーがオンラインで成功するには、自分の仕事を知ってもらいたい人に、ウェブサイトやソーシャルメディアを使い、あなたの活動を一貫性のあるスタイルで表現し、優れた作品をたくさん見せてアピールしていくことが大切です。
自分らしさを表現していくことが、あなたのブランディング戦略の最初の1歩です。

WEBマーケティングの活用

WEBマーケティングは、インターネット上の様々なメディアの特性を利用して自身の活動をアピールして行きます。

 ・ブログやnoteを活用する

経費をかけずにブログを始めるならnoteはとても使い勝手が良いメディアです。コラムもかけますし、有料コンテンツの販売も出来ます。メンバーシップも使えるのでファンを集めてメンバーシップでサービスを提供することも可能です。少し慣れてきたらWordPressで自身のホームページ・ブログを立ち上げるのも良い手段です。

 ・ポートフォリオを作成する

例えば、
noteで活動日記をつけたり、SNSやPixivで作品をアップして「私はこんな作品を作ってます」とアピールすることが出来ます。

X(旧Twitter)を使ったブランディング

例えば、X(旧Twitter)を活用したブランディングではプロフィールの充実と日々の投稿がカギです。あなたはどんな人柄なのか、どんな作品を作っているのか、その作品に込めた思いや意味は?、などを表現していく事であなた自身を知ってもらい、好きになってもらう(共感してもらう)、広く知ってもらうためにはフォロワーを集めて行くことも大切ですし、嫌われる投稿をしないようにすることも大切です。かといって、毎回同じような投稿で例えば「おはようの挨拶に朝食を載せるだけ」ほかはずっと誰かのリポスト(リツイート)だけのようなアカウントもいますが、これがずっと続くと、フォロワーは飽きてしまいます。そうすると、ミュートされたりブロックされたりもするのでとてももったいないです。

料理研究家が食事をアップするのなら、これはもはやブランディングの一環です。しかし、イラストレーターやグラフィックデザイナーのブランディング戦略としての目的は、自身の活動や作品などを知ってもらう事ですから、戦略から外れた行動になるわけです。そこで、投稿内容を分類して、上手に使い分けるのが最良です。

  • 作品についての投稿

  • 何気なく感じたこと

  • イベントのお知らせなど

ネガティブな発言も言い方を変えるだけで共感を得られるようにも出来ますが、基本的にSNSではネガティブな発言はあまり好まれません。

また、売り込みの頻度が多くなると人は不快に感じます。
これらの心理も考慮しながら投稿内容も思い付きのまま投稿するのではなく軸を決めて個性を出していくことが、あなたのブランディングとなっていきます。

補足:
毒舌系やネガティブな発言が多い、というのも一つのブランディングですが、炎上商法系の戦略はかなり上級テクニックです。またメンタルも相当強くないとうまくいきません。

 ・プロフィールの充実

SNSアカウントのプロフィールはすべての起点になる場所なので、きちんと書いて何者なのかをアピールします。X(旧Twitter)ではリンクを貼ることが出来ます。ここに飛んで欲しいメディアのURLを書きます。

SNSで検索すると、仕事の依頼を受けたい方のプロフィールや自身の活動をされている方など様々なプロフィールがあります。
色々な方のプロフィールを参考にして、自分の活動に合わせてしっかりと自身のプロフィールを作成しましょう。

 ・linktree(リンクツリー)を活用する

linktree(リンクツリー)は、1ページにリンクをまとめるWEBサービスです。WEBマーケティングを本格的にかけて行くと、様々なWEBサービスを使うことになります。その時に、全部のリンクをプロフィールに張ることは出来ないので、無料で使えるWEBサービスを活用すると便利です。

自分でレンタルサーバーを借りている方は、自分のドメインでまとめページを作ってプロフィールに張っても良いでしょう。

linktree

 ・フォロワーを集める

SNSをマーケティング(宣伝・集客・ブランディング)に活用するにはSNS
SNSのアカウントを育てて行くことで拡散力が増して効果が伸びて行きます。フォロワーを増やすコツはいくつかポイントを押さえて情報を発信していくと時間経過と共に増えて行きます。

ポートフォリオを作成する

ポートフォリオは、クリエイターが自分の仕事や作品を集めて、自分のスキルや才能を他人に見せるためのアルバムやプレゼンテーションのようなもので、ビジネスやキャリアにおいて重要な役割を果たします。自分が何をできるか、過去の仕事の質を示し、クライアントを引き寄せることに役立ちます。

 ・pixiv

「pixiv(ピクシブ)」は、日本発祥のオンラインアートコミュニティで、主にイラストや漫画のクリエイターが自分の作品を共有し、交流するプラットフォームです。ユーザーは作品をアップロードし、評価やコメントを受け取り、コミュニケーションを楽しむことができます。このサービスは、アート愛好家とクリエイターの間で人気があり、多くのクリエイティブなコンテンツが共有されています。

主にアニメ系統のクリエイターさんが多いイメージがあり、よく使っている方が多いWEBサービスです。

自身の活動内容が合いそうなら使ってみる価値があります。

その他の、イラストレーターが使いやすい
ポートフォリオ作成サービス

 ・POTOFU

 ・foriio

このように、ポートフォリオを簡単に作れるWEBサービスを利用して自身の作品をまとめておくと、発注者がクリエイターを探すときに作品のテイストを知ることが出来るので依頼をしやすくなります。

ブログを活用する

クリエイターにとってブログは最高のツールです。ブログでは文字や画像、動画を使いページを表現できるので、作品に込めた思いや制作過程を示すこともができて、SNSや検索エンジンからあなたのブログに来てもらい興味付けをしたら、そこからポートフォリオを見てもらったり、制作依頼に繋げたりするので、ブランディング要素もマーケティング要素も併せ持つツールです。

 ・noteは手軽に使えてオススメ

特に、これから始めるという方であればnoteはオススメです。まず無料で使えるという点は魅力的です。無料でも有料コンテンツの販売も出来ます。ユーザーも多く、SNS的要素も含んだWEBサービスなのでnote内でも読者に届きやすいサービスです。通常、ブログはなかなかアクセスが集まらないのでスタート段階にいる方には特におすすめのツールです。

 ・WordPressを使おう!

スタート段階から使うのも良いですが、WEBに慣れてきて本格的に活動していくのであれば自分専用のドメインとレンタルサーバーを用意してWordPressでブログを立ち上げましょう。

 なぜWordPressをオススメするのか?

WordPressを自分で用意したレンタルサーバーで構築すると、やりたいことがなんでも出来ます。サイト内でポートフォリオを構築することも出来ますし、リンクツリーページも作れます。思いつく大体のことは何でも作れる自由度がWordPressにはあるので使わない手はありません。

もちろん、問題点や課題もあります。

ドメインやレンタルサーバーを借りるには、コストが発生します。

ドメイン=年間100円~1000円くらい(高いドメインで3000位まで)
レンタルサーバー=安いサーバーで数百円~(年間で1万円くらい見ればOK)

このコストを支払っても大丈夫という方は是非取り入れてください。

さて、ここまでは初歩的な部分を駆け足で解説してきました。
この先はもっと具体的な方法を加えて利益を最大化していく方法について話て行こうと思います。

このように組み合わせやビジネスモデルやWEBマーケティングの広げ方はこのような形になっています。

この先の内容が必要な型はご購入お願い致します。

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