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【最新】海外へ行くための手続き【2024年】

2024年2月最新情報です。久しぶりの海外。出張・観光・留学・就労・長期滞在・永住・親族訪問に対応




0.はじめに

私は、普段南国で暮らしている者です。日本社会において、コロナ以後の国際的な移動はめっきり減ってしまいました。しかし、海外への需要は高まっています。今回は、改めて海外へ行く際の注意点を記載します。重要度が高そうな順番に載せます。

1.パスポート

パスポートの有効期限は切れていませんか?コロナでうっかり更新を忘れていらっしゃる方は新規申請です。更新はすぐ済みますが、新規作成は時間がかかります。今一度確認しましょう。

2.ビザ(査証)

ビザとは入国許可書のような書類です。必要な国不要な国があります。ビザだけではなくESTAが必要な国もあります。今一度確認しましょう。海外に行き慣れている人ほど注意が必要です。なぜなら、2019年以後コロナの影響でビザのルールが大きく変わった国が多数存在するからです。

  • 事前に個人情報のオンライン入力が必須

  • 申請受付には、オンライン事前予約が必須

  • 予約の枠に限りがあり、1週間以後にしか事前予約ができない

  • ビザを手続きする施設の住所が変わった

  • 規定が変更になり入国にはビザ不要であったが、現在はビザ必須

  • 紙の様式が変更

  • そもそも紙ではなくPDF申請

  • ビザは免除されるが、かわりにオンライン渡航認証(eTA/ESTA)が必要

これらは、私と友人の体験談です。本当に国によります。インターネットで調べようと思っていても、2019年以前の過去記事が上位に多数ヒットしてしまいます。更新日時に注意です。よく調べましょう。

3.PCR検査&陰性証明&コロナワクチン接種証明書

現在、不要とする国がほとんどです。

4.海外へ行くときの出国記録

4-1.(滞在期間が3ヶ月以内の方へ)たびレジ

滞在期間が3ヶ月以内の場合→たびレジに登録

外務省が発行している安心サイトです。「この国へ行きますよー」という記録を日本政府へ伝えましょう。10分でササッと登録できます。めちゃ便利。緊急時の情報提供が役に立ちます。

4-2.(滞在期間が3ヶ月以上の方へ)在留届※義務です※

3ヶ月以上の場合→在留届 or オンライン在留届

これは、義務です。法律で定められています。
必ず登録しましょう。
在留届は市役所で手続きします。オンライン在留届は↑のURLから飛べます。私個人的な意見ですが、面倒でも役所に行くのをおすすめします。なぜなら、在留届を出すときにはもれなく

  • 転居届

  • マイナンバーカード返却

  • (希望者のみ)年金の脱退手続き

一緒に提出しないといけません。義務です。市役所で一気にやっちゃいましょう。不安な方は、市役所の受付で海外移住の節を伝えましょう。慣れた手付きでサポートしてくれます。

5.外務省安全ホームページ情報

日本政府発表情報です。これは国内のスーパーエリート集団が集め寄せた最強マニュアルです。めちゃめちゃ分かりやすいです。水道の情報や危険な食べ物について記載されています。ついでに、現地のマナーや法律もちゃんと乗ってるので目を通しましょう。うっかり犯罪を犯して逮捕されたら知らないで済みません。国内だと「なんとかなるわ」でいけますが、外国はそこまで甘くないです。最低限ちゃんと読みましょう。旅行計画中に1読。荷造り中に1読。前日に1読。飛行機待ちで1読。何回も読み込だのはこのページ。トラブルに巻き込まれないようにしましょう。しっかり対策です

5年前と比べてUIがはるかに進化しています。赤ちゃんの私でもスラスラ読める文章です。めっちゃ読みやすくてオススメです。

赤ちゃんのわたしより

行く場所をクリックして、「安全対策 基礎データ」タブに情報のすべてが載っています。全部大事ですが、今回は水道に絞ってみます。「風俗、風習、健康等」タブから読めます。
例えばアメリカならこんなかんじ↓。

(2)飲料水
 主要都市の上水道は基本的に飲水が可能です。ただし、過去にはクリプトスポリジウムという原虫による食中毒の発生事例や鉛の濃度が高かった事例などがあり、また、水道管の不具合等により一時的に上水道汚染が発生することがあります。
(3)食中毒
 レストラン等でA型肝炎や食中毒が発生することがありますので、生もの(特に貝類)には注意してください。また、腸管出血性大腸菌(病原性大腸菌O-157等)、リステリア症(生乳や殺菌が不十分なチーズやヨーグルト等)、サルモネラ菌感染(冷凍の業務用マグロ、鶏肉、ピーナッツバター、メロン等)なども報告されています。米国食品医薬品局のサイトから食中毒の発生状況等が確認できます。

外務省安全ホームページ
アメリカを選んだ場合

どうですか?アメリカでは貝類に注意らしいですよ?知っていましたか?私は、ここの記事を読むまで知りませんでした。他の国も読み進めると、結構おもしろいですよ。


6.大使館情報

お次は大使館(領事館)のページです。

「先生!外務省の外務省安全HPと何が違うんですか?」
いいしつもんですねぇ(ねっとり)。」

一言でいうと最新情報細分化された地域情報が載っています。2つを詳しく説明します。

まず最新情報。主に地域病や病気を媒介する虫・動物がのっています。情報をしっかりキャッチしましょう。

次に細分化された地域情報。日本でも地域によって気候や災害の種類が違いますよね?「沖縄では台風に気をつけろ。」「北海道では大雪に気をつけろ。北海道でっかいどうの田舎の病院は遠いぞ。」と、そういった地域別のかゆいところに手が届くようなプチ情報が乗っています。隣の国や地域の大使館HPをあたるのもアリです。

食べものの危険。水道水への危険。屋台への注意喚起。いろいろ載っています。「コンビニに水のペットボトルが売っているか」って結構重要なポイントだったりします。

ちなみに、ミネラルウォーターの普及率は外務省のページから確認できます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html

国のページに飛んで「4(6)水質」欄に「ボトルウォーター」の有無が明記されています。不安があれば、空港で真っ先に入手しましょう。

7.厚生労働省検疫所HP(ワクチン情報)

ワクチンを打つ人はここを見ましょう。

海外で健康に過ごすための情報がのっています。南国で暮らす私が非常にお世話になったのは、このサイトです。国別に見れるところが素敵。

  • 黄熱

  • デング熱

  • マラリア

  • 狂犬病

  • コレラ菌

様々な感染病の情報がみれます。どのワクチンが必要なのか分からない方は、このサイトを参照しましょう。ワクチンを打てる病院も紹介しています。自分が今までに打ったワクチンの情報は、ご自身の母子手帳に集約するのがオススメです。

8.航空機チケットの手配

ビザ取得のときに、必要な場合があります。
はやめに手配しましょう。

8-1海外初心者さん

はじめての海外は、JTBやHIS等の旅行代理店に足を運びましょう。相手はプロです。こちらのnoteでカバーできない情報をたくさんもっています。信用するのは、旅行代理店のスタッフさんです。素性の分からない筆者(わたし)よりも、はるかに安心ですよね。席に座った瞬間に、「海外がはじめてです/◯回目です」と伝えましょう。名刺を交換して、すこしでも疑問をもてば、プロの方に連絡です。たくさんお世話になっています。

お金は安心代です。このときに、ケチると痛い目にあいます。旅行先が、ハワイだろうが、貧困村だろうが、一緒です。わたしは、さんざん痛い目にあっています。

わたしは、このnoteをお読みになられている読者の安全を第一に考えています。もう一度いいます。
はじめての海外は、JTBやHIS等の旅行代理店に足を運びましょう


8-2海外上級者さん

玄人上級者さんは、ネットで手配することもあると思います。

ネットで探せば、航空機のチケットの手配の方法がガンガン出てくると思います。やはり、2019年以前の情報が多いです。注意しましょう

9.(長期滞在する女性のみ)子宮頸がんワクチン

誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日の人はよく調べてください(私です)。自治体によりますが、キャッチアップ接種というのがあるはずです。ワクチンを打つなら、やはり日本で打つのが安心だと思います。

長期滞在する女性の方で必要な人は打ちましょう。3回に分けて打つものメジャーです。病院によっておいてあるワクチンの種類が違います。自分で選べません。長い期間が必要です。半年間の間を開けないといけません。注意しましょう。こちらもご自身の母子手帳に集約するのがオススメです。

ちなみに私は、海外移住の出国の日に子宮頸がんワクチンの3回目を打ちました。スーツケース片手で病院で打ち、そのまま急いで空港へ向かった記憶があります。時間に間に合ったので良かったのですが、あのヒヤヒヤ感はもう二度と体験したくないです。あたり前ですが、ワクチンは注射で打ちます。打った直後は痛みで力が入りづらいです。荷物を持ちづらくなります。やはりワクチン当日は安静に過ごすのが一番です。

ワクチンについてもっと知りたい方はこちらから↓

10.さいごに

海外行くのって大変。行った後はもっと大変。
さらに、海外から日本語のサイト見るのはめちゃめちゃ時間がかかります。一つのページを開くのに5分はかかると思ってください。遠いからなんでしょうか、重くてサイトページが開きません。大変なので今のうちに調べ尽くしちゃいましょう。

思いつく限りの情報を載せたつもりなのですが、また思い出したらちょっとづつ情報を追加していきます。文章が下手で申し訳ないのですが、内容が内容なので、勘違いしやすい表現、間違った情報があったら教えてください。瞬時に修正します。
この記事で少しでもお力添えができたら嬉しいです。


【追記】2023/11/17
この記事はnote公式さんの「今日の注目記事」に選ばれました。
嬉しいです。書いてよかった。ありがとうございます。海外出国の際は是非ご活用ください。


【関連】フライト時間を楽しむ計画も忘れずに

とっても おもしろいので おすすめです



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