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【1分小説】36# 方程式の応用 :思考

黒板に書かれている方程式と生徒と教師。

「先生この方程式だけ理解できません」

「それを理解できるのは限られた者だけじゃろうな」

「コツやヒントはあるんですか?」

「そんなものは無い」
「ただ…大人になれば分かるかもな~」

ーー

「数十年前のそんな会話を覚えている」
「先生…大人になった僕は理解ができたと思う」
「あの方程式の在り方…」

「それは、考えと感情を繋ぐ為」

「何かしらの事象が起きた時に湧き出る感情」
「それを種類事にパターン化する」

「めんどくさい出来事は“A”の感情」
「怒りの出来事は“B”の感情」
「考えても無駄な出来事は“C”の感情」

「これのおかげで僕は普通の人より時間を効率良く使う事が出来ている」
「ありがとう。先生」

教師が生徒に残したものはたった一つの方程式だった。

1分間立ち寄って頂き誠にありがとうございます。
あなたの時間を奪ってしまい、大変嬉しく思います。
また次の作品であなたの時間が奪われぬよう、ご注意下さい。

私の1分じゃない小説はこちら。

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