こんにちは、私は過去に就労系福祉サービスの利用者でした。

一人暮らしの頃は、洛南共同作業所で初めての福祉の授産施設のメンバーとなり、主に陶芸で電動ロクロをひいていました。

就労継続支援A とかBとか無い時代でした。
その頃の感想は就労について厳しい契約書の様なものを交わした覚えは殆どありませんでした。ただ、作業所のルールを書いた紙と主治医の意見書だけだった様に思います。

また、一人暮らしでしたので、普段お世話になっている社協の職員さんが、身元の保証人の様に支援をして頂きました。

無事に作業所の利用者になりました。当時は契約書の様なものを交わした覚えも無く、ただ、身元の保証だけで主治医の意見書で通りました。

わたしは約２年間洛南共同作業所のメンバーでしたが、本当に自由にある程度職員さんの意向もくみつつ作業をしました。

就労契約の無い働き方で工賃も毎日通ってほぼ１万円以上ありました。

私の前はただ、生産活動をしているだけで、商業ベースには成らなかった様です。企業さんの下請けや依頼品の製作を主にしていました。

食事作りも昼ご飯を三百円で昼ご飯をボランティアさんと、一緒にスーパーで買い出しと調理作業がありました。
一人暮らしですので、ある程度自炊もしており調理作業も楽しかったです。

何よりも陶芸で菊もみが出来るのでマーブル模様の小皿や土鈴つくりなどもしておりました。

喫茶店のカップとソーサーの依頼品の製作もやりました。楽しくてちょっと仕事をしている、社会に貢献している感覚がありました。

作業所の仲間とお出かけしたりしました。中でも男友達と明石や須磨、確か大和屋という素泊まりの宿でJRの土日祝日の２千円で一日普通快速区間乗り放題で二日かけて、奈良やタコフェリーで淡路島まで途中、神戸まつりや北京ダックを友達と食べた思い出があります。

洛南共同作業所は本当に楽しい思い出がいっぱい詰まった作業所でした。

一人暮らしを終えて城陽市のワークショップ野の花のメンバーになりました。丁度、就労継続支援B型の事業所に変わった第一期生でした。

野の花では余り暗い話はしませんが、主に裁縫製品をミシンを頑張りました。就労継続支援B型事業所は今ではスタンダードですが、当時はかなり先を行った就労形態でした。雇用契約じゃなく就労に関する契約書を交わしました。

理由は就労しても、家族に多くの収入があれば、サービスを利用するのに利用料が発生する可能性があるからです。

ここで、おや？っと気づかれた方は偉いと思います。何故働くのに利用料を徴収されるのか？ここが、就労契約書にも書かれています。

そして、利用料よりも工賃の方が少ない場合があります。持ち出しで働くって可笑しいでしょ？工賃よりも利用料の方が高かったら何のためのサービスなの？って疑問に思います。

私は非課税世帯なので利用料はゼロ円でしたが、実際のは利用料を支払って働いておられるメンバーさんが居らっしゃいます。野の花だけの問題では無く、他の就労継続支援事業所でも同じことが発生しています。

洛南共同作業所の時代は当時の作業所祭りに、衆議院議員の山井和則議員さんが作業所祭りにお出でになり、私は受付でしたが、所長までご案内しました。

その時以来の山井先生と懇意に政策論議でメール交換をさせて頂きました。まだまだ、ＳＮＳ選挙が解禁になって居ない時代でした。

本題にもどると、働く者の権利としては、就労の機会を公平に与えられなければならず、そこには政治の意図などが加わるべきではないと思いますが、国が最低賃金に満たない就労雇用契約によらない就労を認めているうちは、利用料を支払って交通費や食費を支払って働くという不条理が生まれます。

今か昔か何方が障がい者ビジネスとして成り立つかは圧倒的に就労継続支援作業所のほうが、作業所の法人収入が増えより良いサービスに繋がるといいのですが、作業所のど真ん中の時代は、いくら頑張っても支援が出来ないとか、支援はがしや、結構重大事案が内部で発生していますが、当該、保健所も社協も組織の存続優先の様で、重大な人権侵害やパワハラが行われていても、刑事事件にもならず、第三者委員会も機能しない作業所がほとんどでした。

そんな中で私と同じ思いをされている仲間の一助になりたくてキーを叩いていますが、この場では言えない結構エグイことが内部では起こっています。

共産党は市民の味方だとか、福祉重視だとか思われていらっしゃる方が多いけど、福祉作業所職員の中にも共産党員が居たり、私の昔の作業所は市議会議員選挙で京都市の共産党議員さんと、作業所の理事さんが我が家にお見えになって、地元の共産党議員への投票をお願いに来られました。

困ったら共産党では無い！のがお分かりだと思います。

実際には困ったら懇意にしている議員さんの方がより動いて下さいます。それは、共産党だからとかでは無く、議員さんはあくまでも善意で動いてくださるだけで、普段懇意にしている市議会議員さんが良いと思います。

誰もが働いて正当な評価と適切な支援が受けられるように切に願っています。

拙い記事ですが最後まで読んでいただいてありがとうございました。 ^^) _旦~~