生きるのがバカらしく感じる時。
元恋人が亡くなって5年経つ。
どんなことでも連想してしまうし、フラッシュバックもある。どうしても思い出さずにはいられないのだが、思い出したくもないと思うし、思い出したいとも思う。
彼のことを思い出した時によく思うのは、「生きるのが馬鹿らしいな」である。
彼はもういないのに、なんでこんなに頑張っているんだろう、と無力感がある。
彼が頑張った結果がこうなのに、私には頑張る必要があるのだろうかと思う。
そもそも私は何を頑張っているんだろう。
なんだろう、この気持ちをうまく言い表せない。
大学生になっても会いたかった。
社会人になっても、仕事終わりに会うとか、休みが被ったら会うとか、そういうのも。
大人になる彼を見てみたかった。
(とはいえ、彼が生きていたとしても、それは叶わなかったと思う。女の子が好きな彼とは安心した仲ではいられなかっただろうし、どっちにしろ、いつか別れる仲だったのだ。)
何も期待がないな、と思う。
すごくバカらしく感じるのだ、生きることも何かすることも。
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