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まだ母の顔色を伺っていることに気づいた事。

実家で過ごす中、いつの間にか全ての行動の指標が「母の機嫌を損ねないか、母にとってのいい子であるか」になっていた。
自分の気持ちよりも、母の気持ちを優先していた。

大学生になり、実家を離れ、ある程度自分の気持ちやわがままを言えるようになってきたと思う。(伝え方が分からず、発狂したりと乱暴だが)

母に会っても、少しは”自分らしく”過ごせている気がしていた。

が、気がしているだけだったのかもしれない。


仲良くしている身内が来月から地元を離れるらしく、「引越し前に会わなくていいの?」と、母から連絡が来た。

地元を離れると言ってもそこまで離れるわけでもなく、会おうとすれば会える距離ではある。
連絡も頻繁にではないが取っているし、正直、会わなくてもよかった。


そこでだ。
頭に浮かんだのは、「母にどう思われるか」だった。

会わなくていいと言ったら母はどう思うだろう
会わなくていいのかと非難されそう
なんとしてでも帰らなきゃいけない

いろんな考えが、数秒間で一気に浮かんだ。
考えるというよりは、"帰らなきゃいけない"という強迫的な思考とその理由だった。


なにも変わっていないのだな、と身に沁みて感じた。
変われないのだなとも思ったが、変わりたいとも思っている。

"自分らしく"は、まだまだ時間がかかりそうだなと思った。

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