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【日記】めぐる季節〜10代のノスタルジー

今年もはや11月になりました。11月は自分にとっては家内の誕生日以外はそんなに印象深い月じゃないんです。今年は夏の暑さのせいで近所の木々の紅葉もまだ少し先のようなので、ちょっとモノ足りないと思うことも…そんな11月の始まり。

◽️たまにはこんな投稿も

そうは言っても日々の仕事もあるし、楽しみも全くないわけでもない。noteには楽しいと感じたことをこれからも綴っていくつもりだけど、たまにはノスタルジーなことでも書いてみようと思ったわけです。

今回の投稿は秋になると思い出すオフコースの素敵な曲を織り交ぜた思い出です。個人的で自分勝手な内容ですが良かったら読み進めていただければ。

◽️印象的な音楽バンド

大学まで田舎育ちの私が一番多感な10代に聴いていた印象的なバンドがオフコース。今見直されているシティ・ポップが流行ってた頃よりもちょっと昔からあるグループで聴き出したのは全盛期の1982年頃から。当時このジャンルはニューミュージックなんて言われてました。シティ・ポップと違って英語のフレーズや都会をイメージする歌詞はあまり使われず、四季を強調した楽曲が多くて季節(秋、冬)が始まる少し前に発表されることが多かった。今の時期で好きなのは「めぐる季節」。1977年10月発表のこの楽曲ですが秋から冬にかけたオフコース代表曲の一つです。

こちらに話しかけてるような歌詞に二人が奏でるハーモニーが聴く人の心に強く残ります。間奏は何故か寒空のなか嵐のように強い風の音、また詞のテーマはこの時代ならでは男女いずれかの側からみた恋愛でした。当時は高校生ですから想像や憧れがたくさんありました(笑)。「めぐる季節」の中で見つけたあとを引く素敵なフレーズやメロディーは何年経っても自然と頭に浮かんできます。

◽️友達と真夜中の冒険

もう一つ秋ならではの曲は1975年12月発表の「眠れぬ夜」です。西城秀樹さんも歌ったこの曲が秋の夜に流れると少しの高揚感と共に高校生のときの思い出が甦ります。当時悪友だけど友達には恵まれ、ある夜自宅のニ階窓に石つぶがあたり窓を開けると眼下には手を振る友達。そこから皆で自転車をこいで当て所もない夜の自転車ドライブ。真夜中に何キロも走って田んぼが広がる開けた場所、道路の真ん中で自転車を放り出し地べたに寝転がって星空を眺め大声を出してスッキリした経験を思い出します。真昼間ならできないことができる高揚感で心地良い、そういったことが何故か憶えていて突如思い出すんです。何が記憶に刻まれているかわからないですね。

テレビ・ラジオと近くのレコード屋さんで音楽情報を入手していた時代、同じ音楽を聴いてた友達とは家も近く心が打ち解け合ってホント良かったなぁ。

◽️風に吹かれて🎵

とりとめのない内容が続きましたが、最後にお気に入りだった曲は「風に吹かれて」。発表は1979年6月だから季節は合ってないけど歌詞(特にサビのところ)とメロディが気に入ってる。

サビ「ときめくままに〜ことばを伝えて…♪はやくはやくあゝ今ならまだ間に合う〜このまま明日の風に吹かれて…♪」読まれた方はこのフレーズのどこがいいの?と思うでしょう。でも当時16歳の自分は本当にときめきました。聴いていると素直に曲の世界に浸って憧れている自分がいました。こちらも曲の終焉にあとを引くメロディがとても素敵なんです。

「追伸」
オーラスには影なるベストセレクション「思いのままに」です。1979年8月発表のアルバム「Three&Two」のトップの曲です。思春期に思うことといえば、親元から離れてみたい!束縛は嫌だ!という根拠がない叫びです。今思えば生活の糧がない当時の身としては単なるわがまま、でも自由に生きてみたい若かりし頃の憧れが曲名に共感するのもやむを得ないことです。曲の最初から素敵なハーモニーで盛り上がる感じですぐさまオフコースの世界に引き込まれます!↓映像にあるジャケットが超懐かしい。

今回はいつか書いてみたかった10代の振り返りでした。ありがとうございました。

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眠れない夜に

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