若年性認知症の父
リアルな私の経験と、他にも同じような方がいらっしゃったり、そして認知症になる人が1人でも少なくなってほしいとの想いから綴ります。
私が中学生3年生の時に若年性認知症を発症した父。
そこから高校卒業までは同じ家で過ごし、大学から社会人は県外で1人暮らしをさせてもらっています。
まずは父の介護を母や兄が最後までしてくれた事に本当に
感謝してもしきれません。
父が認知症を発症した当時、強く記憶に残っている事が2つ。
1つ目は、、、
家にいた父が会社に送るための資料をFAXで送信しようとしていました。
しかし、裏表どちらかわからず会社の部下に何度も電話をしては恥ずかしいながら誤っていました。
その当時はただの勘違い?と思っていましたが、今思うと認知症の症状がで始めていた時期かなと感じています。
2つ目は父が認知症と診断されてから、、、
ある朝、台所で料理をしていた母。
そして私は居間で荷物の整理をしていました。
そして、小走りで私のところに駆けつけて父が、
「赤いエプロンをきて台所にいる人誰?」
と小声で聞いてきました。
その時、認知症を発症していたと知っていた私は父に優しく
「あれはお母さんだよ」
と答えました。
父は、自身が発した言葉と私の言葉を半信半疑で振り返りながら、少し誤魔化すようにに苦笑いをしていました。
その2つの姿や表情は今でも
覚えています。
父が発症する前の生活を振りかえると
仕事のストレスは相当あったんだろうなと
思います。
ただそれでも趣味の一環で、スポーツの指導に休みの土日を割き、
常に動いているような父でした。
また食事では甘いものが好きで
食後にデザートのようにお酒のおつまみに
まんじゅうを食べていました(笑)
かなり高カロリー!!
皆さんは今を振り返っていかがですか?
ストレスを解消する趣味や
休みを取られていますか?
極端な食事はされていませんか?
父のような方を少しでも減らせるような
発信をして行きたいと思っています。
instagramやFacebookでも発信を
しています。
何か共感する部分やご意見ありましたら
お気軽にメッセージして頂けますと嬉しいです。
大江将平
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