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毎日に流されていた私に必要だったエッセンシャル思考#きままに読書

2022年はじめ。
「今の私に必要な本はコレ!」と、ピンときた。

新しい生活様式に慣れるには、
「はーい! 明日から対応できます(しかも、終わりなく)」と
ひとつ返事で出来るほど簡単ではなく、
ひとつ解決すれば、ひとつつまづく。
まさに、トライ&エラー&エラー。
そんな毎日の連続だった。

エッセンシャル思考は、
そんなグチャグチャな毎日の捉え方を
変えて、気持ちを楽にしてくれた。

ーー

エッセンシャル思考の人の特徴は、こうだ。

より少なく、しかしより良く
グレッグ・マキューン,2014,「エッセンシャル思考」かんき出版


より少ない選択をすることが、質の高い仕事につながり、充実感になる。

好奇心旺盛な私は、非エッセンシャル思考の典型的なタイプで、
「全部、やる!!」
と、隙間時間を無理やり見つけては
興味があるものは全て受け入れていた。

どうやってスケジュールに組み込むか、
そんなことばかりを考えていた。

だけど、いつまで経っても今の自分に満足出来ることがなかった。
「なんで、こんなに頑張っているのに、満足できないんだろう」と、
自分に虚しくなった。
要するに、忙しさの中の充実感は、充実感ではなく疲労感だったのである。
それをエッセンシャル思考は教えてくれた。
目から鱗とはこのことだ。

今までの私は、デザートバイキングで
お腹はいっぱいなのに、
「まだ、なんとかいける(本音は、あ〜苦しい、、、、)」
と詰め込んでるのに似ていた。

「あれも、これも食べたい」とバイキングにあるデザートを
全部食べるには私にはできない。
私の胃袋はそんなに大きくない。

だけど、仕事となると
「あれもこれも出来る」と勘違いしてしまっていた。
1日24時間。
睡眠時間は、7時間を確保して、家事や育児をしていると
仕事に費やせる時間は限られてくる。
なのに、「あれもこれも出来る」と思い込んでいたのである。

エッセンシャル思考を読んで、
その「あれもこれもしなくては症候群」から解放された。

今の私に必要なことは、
大事なことをしっかりと取り組むこと。

そう考えると、
今までは「チャンス!」と思ったら何でもかんでも
手をあげていたけれど、
一呼吸置くようになった。
そして自分に問いかける。

「それって、本当に私じゃないとだめ?私のやりたいこと?大切なこと?」

エッセンシャル思考は、選ぶ大切さが自分の人生を大切にすることだと教えてくれた。


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