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走れメロス。ちからのかぎり。

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最近観るだけだけど、陸上競技や駅伝について語ります。記事もフォローさせていただきます。
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憧れのアウィータ選手。

800mから10000mまで世界記録を持っていた彼のランニングフォーム は本当に綺麗でした。しなやかで爆発力が半端ない。 現役で走っていたときにお手本にしていた大好きな選手です。 黄色いユニフォームの小柄な選手です。 サイド・アウィータ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BF

チャレンジできて楽しいマラソンだった

パリ五輪出場権をかけた最後のチャンス、 マラソングランドチャンピオンシップ (MGC)ファイナルチャレンジ。 その戦いは、死闘を物語る結果となりました。 目指したのは「納得できる走り」1月28日に行われた大阪国際女子マラソン。 佐藤早也伽選手は、前日の会見で、 「目標を達成して、それが五輪など大きな舞台に つながればいいなと思います」と発言。 「納得できる走り」を第一目標に、 スタートラインに立ちました。 ペースメーカーを務めるのは、 同じ積水化学の新谷仁美選手。 マラソ

強い選手に挑戦したい/佐藤早也伽②

この1年間、初めて日本代表に選出され、 昨年8月の世界陸上ブタペストで マラソンにも挑んだ佐藤早也伽選手。 クイーンズ駅伝2023で大会MVPに選ばれ、 好調をキープする彼女は、今週末、 1月28日(日)の大阪国際女子マラソンに 照準をあわせて、トレーニングを進めています。 自分の弱い部分が見えたこれまでマラソンのトレーニング期間中は、 疲労や軽い足の痛みなどで、 ポイント練習をスキップするなどあった佐藤選手。 しかし、今年はそういったこともなく、 順調に強化が進んでいま

今までやってこなかったことにチャレンジしてみるのも大事/佐藤早也伽①

8/19からブダペストで行われる2023世界陸上。 マラソン日本代表に初選出された 佐藤早也伽選手は、26日のレースを前に 「順調に練習を継続できているので 頑張りたいです」と話します。 新しい取り組みを組み込んだマラソン練習昨年のクイーンズ駅伝を終えてから、 冬季のマラソン練習に取り組んできた佐藤選手。 2022年9月のベルリンマラソンで 自己記録を更新(2時間22分13秒)。 その流れで取り組む今年のマラソンは、 自身にとっても、もう一歩先に進むための きっかけとして捉

対馬で陸上の楽しさを伝えたい-走らなくても楽しい陸上-

林田章紀@対馬です。 思えば「走る楽しさ」ってなんだろうとずっと考えていた。小さい頃から走るのは得意だった。それは長崎の海や山や川に囲まれた自然環境で走り回っていたからだと思う。走り回っていた理由は、自然に中にある景色や生き物、そしてちょっとしたスリル(危ない場所や危ない生き物)、そんな新しいものに出会える機会があったからのような気がする。 小学生4年生の時、親の勧めで地元の陸上クラブに入ったが、足が早くなることが目的の陸上クラブがあまり楽しめてなかった(親がいない日はよ

陸上競技場を満席に!

ずいぶんと日が経ちましたが野球のワールドベースボール・クラシック(WBC)は盛り上がりましたね。私も子供の頃に野球をやっていましたし、今や国民的なスターになった大谷翔平選手をアスリートとしてとても尊敬しているので、大会期間中は夢中で応援していました。 WBCを見ていて気になったのは大谷選手がインタビューで「これからの野球人気」を意識したコメントをしていたことです。日本国内で不動の人気があり、競技人口も多いのに、野球界も将来の姿に危機感を感じているということでしょう。またメジ

“やりきった”と思えるようなマラソンを

12月に入ってから約2カ月。 1/29(日)の大阪国際女子マラソンに向けて、 練習を続けてきた、佐藤早也伽選手。 4年目5回目のマラソン挑戦を前に、 野口英盛監督は、 「本人としても、やってきたことが出せたレースになればいい」 と話します。 成長できている証明に今シーズンに関しては元々、 昨年9月に走ったベルリンマラソンと、 今年1月の大阪国際女子マラソン、 2大会出場を計画してきた佐藤選手。 駅伝後2カ月であわせる今大会までは、 良い練習もあれば、苦しむ練習もありまし

加納、後輩ランナーのために動きます!

先日、福岡県宗像市で開催された「プリンセス駅伝」。 この大会は11月に仙台で開催される「クィーンズ駅伝」の予選会になっていて、上位16位までが本戦の「クィーンズ駅伝」に出場することができます。 その「プリンセス駅伝」の中で、京セラのアンカーの白井選手が通過ラインとなる16位を走っていて、残り1kmのところで転倒して立ち上がれないアクシデントがありました。 白井選手は「左大腿部疲労骨折」の診断でした。 その後、新谷仁美選手やコーチの横田真人さんのツイート、EKIDEN N

この結果を勇気にして、さらに強く/佐藤早也伽③

2020年にマラソン挑戦をスタートしてから、 初めて海外マラソンにチャレンジした 佐藤早也伽選手選手。 今回、9/25に走ったベルリンマラソンの テーマのひとつとして、 世界と自分との差を知る、 というのがありました。 本人は「走ってみたら、もうスタートから早すぎて、全然ついていけなかったから、まだレベルは全然違うなって実感しました。結構攻めていったのですが、私にはちょっとついていけないペースでしたね」と、自分の現在地を掴みます。 そしてここからが、 世界へ向けての本格

長年の課題だった「終盤の失速」を克服できた要因/佐藤早也伽②

9/25のベルリンマラソンで、長年目指していた 自己記録更新を達成した佐藤早也伽選手選手。 トレーナーや管理栄養士のサポートもあり、 ベストコンディションで臨めたレース。 序盤から佐藤選手は、想定通りの走りを見せました。 安定したペースで乗り切れたレース前、目標にしていたのは 「2時間21分00設定のペースメーカーについていく」 「前半から積極的にせめて自己記録更新」でした。 序盤は、周囲の有力選手が より速いペースで飛び出すも、 自分自身のペースをしっかりキープします。

【大学駅伝ファン必見】駅伝区間記録まとめ(出雲駅伝編)

みなさんこんにちは 市民ランナーのtacktomoです。 今回は大学三大駅伝の出雲駅伝の区間記録まとめをさせていただきます。 なぜ今回区間記録まとめをしたかというと、区間記録がわかれば駅伝を見るのが楽しくなると思ったからです。 では早速やっていきましょ🏃 出雲駅伝 出雲駅伝の正式名称は出雲全日本大学選抜駅伝競走といいます。 三大駅伝のスタートとなる出雲駅伝は6区間45.1㎞(1区8.0㎞、2区5.8㎞、3区8.5㎞、4区6.2㎞、5区6.4㎞、6区10.2㎞)。全日本(

見えない壁を追わなければいけない難しさ

毎年行われる大会、陸上日本選手権や実業団陸上。 それらの試合も、臨む選手たちの気持ちが変われば、 見える景色も変わってきます。 夏も中盤を過ぎて、陸上界はシーズン前半が終了。 ここまで、選手たちも個々に好不調があるなかで、 全体の総括・評価を、野口英盛監督に聞きました。 チャレンジと前進「前半戦で試合に出られなかった選手たちも、なんとか間に合って、3年目の長澤(日桜里)や、新人の田浦(英理歌)は自己ベストを出せた。道清(愛紗)も春先から試合に出てきて、なかなか結果に繋がら

弱い自分を変えていけるように

「思うような走りができないのは、自分の弱さや力不足。これから弱い自分を変えていけるように取り組みます」 日本選手権の2つのレースを終えて、 佐藤早也伽選手はそう語りました。 5月の10000m、6月の5000mと 日程をずらして行われた 今年の日本選手権、長距離種目。 佐藤選手は2試合共に 出場しましたが、目標には届かず。 「粘りのレースができずに悔しい」と振り返りながらも、「もっと強い選手になれるように取り組んでいきます」と誓いました。 前の集団で挑戦5月7日に行わ

拓殖大・不破聖衣来選手〜秋冬シーズンの振り返りと今後の話〜

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大の影響で、1年遅れで開催された東京オリンピック。 1年延期になり、選手自身も大会への調整が厳しい中、女子1500mで日本人女子選手初の3分台になる3分59秒19をマークし8位に入賞した田中希実選手、そして10000mでは廣中璃梨花選手が7位入賞を果たしました。 若手選手の活躍に引っ張られるように、秋の駅伝シーズンから一際注目される選手が現れました。それが、今回インタビューさせていただいた、拓殖大学の不破聖衣来選手です。 秋の