「量は質に勝る」ドレイクさんに学ぶ〜サイコパスになれたら日誌2018年12月23日〜
このご時世。
音楽好きには、たまらない時代である。
いろいろある娯楽のなかで、最も(こういう言い方好きじゃないけど)コスパが良いのは音楽だろう。
今や誰もがスマホ越しで楽しめるし、世界中のあらゆる音楽は月に1000円ぐらい払えばどこでも誰でもどんなアーティストでも聞ける。
apple musicやspotifyといったストリーミング・サービスを通じて、メジャーマイナー問わず聴ける。
そんなspotifyで再生数がダントツ1位と言えば、ドレイクさん。
「えっ誰そいつ?」って思った人。
ざっくばらんにこのドレイクさんこそ、今世界で最も聞かれているアーティストなんですよ。
歌がうまいラッパーです。
世界規模で聞かれているアーティストだと、もはや一時期のマイケル・ジャクソンとかビートルズ並みに聞かれてます。
じゃあドレイクさんはとっても優れたアーティストなんですねって聞かれたら、そうでもない。
確かに毎年のように新作を出して、毎回良い作品を生み出してるけど、そんなに音楽史に残る名盤ってわけじゃないし、じゃあ音楽的に新しいとか言われたらそうでもない。
なんで人気なのかは次のミュージック・ビデオを見ていただいたら分かると思います。
ドレイクのgod’plan
https://www.youtube.com/watch?v=xpVfcZ0ZcFM
このビデオ、冒頭でも描かれてる通りビデオの製作予算である99万6631ドル(日本円にして1億円相当)をそこらにいる人たちにホイホイ分配していってます。
「よっ!!兄ちゃん太っ腹!!」のレベルじゃないですよね。ビデオの中で泣いてる人もいたし。
念の為もう一度言っておくと、ドレイクさんは聞かれてる規模だとマイケル・ジャクソンやビートルズ級のアーティストなんですよ。
今までドレイクさんみたいなーティストほかにいたでしょうか?
ドレイクさんを見てると、現代の音楽界(のみならず他の芸術の分野でも)で人気になる秘訣が隠されている気がします。
何よりもファンとの距離が近い。
そしてこれだけの名誉ありお金ありにも関わらず、毎年作品を出し惜しみせず、常に自分の好きな音楽をサンプリングのネタ元として打ち込んでいる。
そしてスター感がない(笑。もちろん良い意味で)
ほんとに実質タダで音楽が聴けるようになった時代の新しいアーティスト像なんだと思いました。
だから出し惜しみせず、常に発信し続けて何よりもファンを大事にする姿勢が今の時代、すごく大事であると身にしみました。
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