007 異世界落ちたら古龍と邪龍の…
第一章 はじまりのはじまり007 夜明け前
母子の語らい 2
「いや、まぁ ね。ミキのそんな様子、見るのも久しぶりだなって、ね」
「えへへ、じゃあ、この出てきたものを見ながら、さっきの話に戻りますかね」
「うん、そうしてくれると 嬉しいかな」
「本の話の途中から、こうなっちゃったんだけど…よいしょ。母さま、これちょっと見てくれるかな?書いてる文字は 読めないかもしれないけど」
「うん。」「ほうほう、これが ミキの世界の書物なんだね。」
おそるおそる手にとって ページ