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自分を幸せにする要素はひとつじゃない【エセ・エッセイ021】

先日出会った皆川公美子さんのこの記事で、自分の資質がどうやら「アーティストタイプ」なのだと知った。この資質は別にいわゆるアートを職業にしているかということに限らず、”「自分の中から表現を出すということそのもの」に大きな熱がある”タイプのことを指すそうだ。

他にも事業家タイプサポータータイプがあるらしい。
HSP向けの記事ではあるが、そうでなくても当てはまると感じる人もいるんじゃないかと思う。ようするに自分が仕事や活動のどういうところに喜びを感じるかという話だ。

そう分かってみるとたしかに、職業であろうとなかろうと、手法がなんであろうと(例えば旅先のアクセサリ制作体験なんかですらも)やっぱり人生において自分は何がしか自分自身を表現していきたい。
皆川さんはこんな風に仰っているが、まさにこれだと強く思う。

アーティストで仕事をしているというよりは、
表現していることそのものが人生であるような感じを受けます。

皆川公美子さんnoteより

完全に自由に魂を遊ばせている状態、という言葉が今浮かんだが、そんな状態でいることが私にとっての幸せであることは間違いないし、そんな時間を毎日定期的に持っていることが理想である。

一方で、現在の私の仕事はキャリアの相談相手として相手が100%主役の場での対話を行っており、つまりそれは自分自身の表現とは真逆の方向にあるものと感じている。
この記事でも書いているが、それで大いに悩んだ時期もあった。

しかし自分自身がアーティストタイプなのだと知り、何をすれば自分が満たされるかが分かった今、逆にそこに自分を表現する要素がなくてもやりがいや充実を覚えている今の仕事から自分は何を得ているのだろう?と思った。自分のどこが満たされているのか。

たとえば誰かの力になりたい気持ちだってあるし、それが仕事になって報酬をもらえていることが自体がもう嬉しいことで、私の感じる幸せのひとつではあるだろう。

だからたぶん、私を幸せにする要素はなにもひとつじゃないのだ。ただ「自分のなかから表現を出すこと」が必須であるのは確かなだけで。

それでいうと逆に、「自分のなかから表現を出す」ことを仕事にしてしまったら、しんどいことになるのかもしれない。だから、今仕事になっている要素の方で報酬が得られている現状がちょうどいいのかも。ここはもう少し考察を深めてもいいな、そのうち。

でも、自分が幸せを感じられる仕事や活動に囲まれることが出来たら最高だな~と思う今日この頃。


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