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#110 5歳と1歳と3人で迎えた珍道中

5歳と1歳のボウズたちを持つ父親です。息子たちの成長の様子を書き記すことで将来のボウズたちへのプレゼント(酒の肴)になればと筆を執っています。

さて。先週末はお母さんが週末出張だったので、キミたち二人を連れてお父さんは実家の仙台だ。二人を連れて新幹線というのは初めての経験で大変だったけど、お父さんにとってはレベルが一段上がる経験になったよ。

新幹線は指定席をおさえるとお兄ちゃんの分の席は料金が取られてしまうので、自由席の3人並びの席を確保する作戦だ。キミたちは新幹線に乗るまでの在来線ですでにお兄ちゃんのキミは「お腹すいたー」と愚図り散らし、弟のキミは電車のドアが閉まる度にイチイチキレて奇声を発する(なぜだ)。そんなわけでお父さんは東京に着くまでにすでにげっそりしてしまった笑。

運よく3人席は空いていて、ベビーカーのまま突っ込むことができたので、弟のキミは終始ベビーカーで爆睡。お兄ちゃんのキミはipadでゲームをしている。お父さんは束の間のゆったりした時間でパソコン作業が捗ったよ。

おじいちゃんが腰を患って入院していたのだけど無事に退院。快気祝いをキミたちがしてくれたことをおじいちゃんは喜んでいたよ。入院中はキミたちもそうだし、お父さんも面会は許されなかったので久しぶりの対面だったね。おじいちゃんはキミたちの成長の速さに驚いていたよ。

お兄ちゃんのキミはおじいちゃんと神経衰弱をしたりブラックジャックをしたり、ととても楽しんでいたね。

寝るときは油断して毛布一枚だったけど朝方にはとても冷え込んでお兄ちゃんのキミは全身毛布にくるまりながらお父さんにぴったりとくっついてきた笑。弟のキミは布団を剥いでいつも通り布団の上で何もかけずにスピーっと眠っている。お父さんは風邪をひくんじゃないかと心配して二人に羽毛掛布団をかけたよ。夜は早くねたせいかキミたちは寒そうではあったけど爽やかに目覚めたね。

帰途、仙台駅に向かう地下鉄で横に座った見知らぬおばあさんから「ほんとにめんこいねー、あーめんこい、今がめんこくてホントに一番の華だねぇ」と言われていたね。お父さんは疲れてげっそりしていたけど笑、おばあさんのその言葉を聞いて、今のキミたちが無垢な表情でお父さんに全身全霊で向かってくる期間もどのくらいなんだろうなぁとハッとさせられたよ。

おばあさんはキミたちのひとつずつ飴ちゃんをくれたけど、弟のキミはまだ飴ちゃんは食べれないので代わりにありがたくお父さんが頂きました。

帰りの新幹線は二人とも爆睡。また三人席が取れたので、肘置きを全部あげて、弟のキミが横になれるようにして寝かせたよ。気づくと急に弟のキミが泣き出していたので見て見ると、座ったまま眠りについたお兄ちゃんが倒れ込んできて顔と顔がこんにちは、していたね。重たかったのかたまらず弟のキミは泣きだした。お父さんは微笑みながら、お兄ちゃんの頭の位置を元に戻すと泣き止んだね。

そんなこんなで激動の二日間は心地よい疲れとともに過ぎていったよ。

良い旅だったね。

これから羽ばたくキミたちへ。3人での初めての旅行だったね。

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