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#130 ボウズの誕生日に一緒に過ごせる在宅勤務の素晴らしさ

6歳と2歳の息子たちを持つ父親です。息子たちの成長の様子を書き記すことでボウズたちへの将来のプレゼント(酒の肴)になればと筆を執っています。

さて。というわけで長男のキミへ。6歳おめでとう。キミは今週いっぱいは水疱瘡を患い幼稚園にも行けなかったので忘れられない誕生日になったね。

お父さんとお母さんは交代で在宅勤務に入り、キミの誕生日だった日はお父さんが在宅勤務だ。ゆっくりキミといてあげたかったけど、お父さんは会議があったり電話をしたりで、キミと十分に遊んであげられなかったのは申し訳なかったね。

キミはお昼にチャーハンが食べたいということだったので、近くの小さな中華料理屋さんへ。中国語を話すスタッフさんの会話にキミは「英語みたいだね」と。いや、英語みたいではないけど、日本語でないものにキミにとっては全て英語なのかもしれないね。

「ごはんつぶひとつひとつには、神様が3人はいっているんだ」とお父さんはチャーハンを残しそうになっているキミに言うと、「へー知らなかった。食べると神様どうなっちゃうの?でも元気をくれるのかな」と残りのチャーハンを全てたいらげ、お皿にくっついているご飯粒もきれいに口に運んだ。

少しだけ近くの公園で遊んでお父さんは仕事に戻らなきゃだ。キミはものの15分くらいしか遊べなかったけど、聞き分け良く一緒に家に帰ったよ。

夜はお母さんがケーキを買ってきて、家でパーティーだ。チーズケーキにキミの名前とお祝いが入ったチョコのプレートを乗せ、6本のろうそくを立てる。ちょっと前までは2本とか3本だったのに、とお父さんは案外感傷的にキミのケーキを準備していたよ。

部屋を真っ暗にしてろうそくに火を点けてお祝いだ。キミは弟がふーっと消しそうになるのを制して、自分でろうそくの火を消す。みんなで拍手をして、キミが健康に大きくなったことを心から感謝したよ。

キミが生まれたのは6年前の18時42分。朝に「おめでとう」と言ったら、「まだ5歳だよ」とキミは案外律儀に出生時間を気にしていた笑。
18時42分を回るとキミは「パパ、6歳だよ!」と興奮気味にお父さんに話しかけてくる。お父さんはキミの横に座って、携帯を取り出し、6年前のキミが生まれたときの写真やビデオをキミと一緒に眺めていたよ。我が家が初めて3人になった日のことを想像して、そのときのお父さんの気持ちとかお母さんの様子とかをキミに伝えていたよ。お父さんがにこやかに映っている写真を見ながら、「パパ感動して泣いたとか言っているけど、全然泣いていないね」と冷静な突っ込みを入れてくるほどに成長したね。

お父さんは最近キミに「いつまでパパと遊んでくれるの?」と聞く。毎日大きくなるキミの成長を喜びながら、「パパー」とか「ママー」とか親が一番の今だけど、だんだん「うざいよー」とか言い出すのだろうか笑。
キミは今のところ「パパが死ぬまで!」と回答するのが定番となっている。お父さんはエビデンスとしてその動画を残しておいた。あまりに同じ質問をし過ぎてキミは「もうそれは言ったでしょ!」と最近は取り合ってくれなくなっている笑。

アイパッドでゲームばかりしているキミに、「はいはい、もうおしまいよ」というと、「だって、アイパッドなら部屋は散らからないけど、やめるとおもちゃを出すから汚れちゃうよ」とキミはだんだんロジックでくる。
お母さんに部屋をあまり散らかさないように、という言われている発言を交渉道具としてくる笑。「出したら片づければいいじゃん」とお父さんは言いそうになって、まぁ、誕生日だしたまにはいいかな、とそのセリフをしまいこんだよ。

おめでとう。今年一年も素晴らしいものになるよう、お父さんは応援している。「今年は何をがんばるの?」とキミに聞くと、「サッカーと陸上」と返ってきた。今日も明日も元気に走ろう。

これから羽ばたくキミたちへ。本チャンのお誕生会は週末にやろう。

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