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#125 スキー場で1歳児がマーライオンの化身になる話

5歳と1歳の息子たちを持つ父親です。息子たちの成長の様子を書き綴ることでボウズたちへの将来のプレゼント(酒の肴9になればと筆を執っています。

さて。お父さんはイスタンブールを1泊で往復してきてボロボロの金曜夜だ笑。明日は5歳のキミの幼稚園個人面談があるので、現地で仕事を済ませてトップスピードで帰ってきた。お父さんが家に着いたのは22時前だったけど、キミたちは眠らずに起きて待っていてくれたね。
お土産を楽しみにしていたのか、お土産のお菓子を渡すと一瞬興奮していたけど、それっきり自分たちの持ち場であるお母さんの横に戻っていった。はかなきオヤジだ。

先週末はお兄ちゃんのスキー強化練習で山籠もりだ。といっても1歳のキミはまだ滑ることもできないので、お父さんとお母さんが交代でキミと一緒にレストハウスでのんびり。お兄ちゃんは一日中滑り倒した。だいぶ上達したかな。スピード狂なので気を付けて欲しいところだ。

1歳のキミはお兄ちゃんと別々なのは寂しそうだけど、あと1年くらいの辛抱だ。早ければ来シーズンにはお兄ちゃんのお下がりスキー(ごめんね)でゲレンデデビューだ。待ち遠しいね。

キミは旅行が始まるときからこほこほと咳をしていたけど、だんだん悪化してきたようだ。2日目の午前中には鼻水も全開で、なんだかだるそう。それでも食欲は旺盛で色んなものを食べている。

午後に咳がいよいよひどくなってきたのでレストハウスからスキー場の駐車場に停めてある車に連れて行って後部座席の定位置であるチャイルドシートに座らせると何だかげっそりしている。あちゃー、これは風邪だなと思っていると、キミは周りの目も気にしなくてよくなった環境下で、爽やかにマーライオンと化した。。。
むせたときに一緒に吐いちゃったのかな。お母さんの所見だと、どうしようもないから大人しく寝せる、だったのだけど、なんだかあまりにげっそりして可哀そうだし、熱性けいれんになったら嫌なのでお父さんは#8000に電話をして緊急病院の場所を教えてもらった。

病院まで1時間かぁ。ちょっと遠いけどお父さんは迷いなく高速道路を飛ばしてキミを緊急病院へ(北杜市から甲府市へ)。キミは熱を測ると39度弱まで出ていてだいぶ苦しそうだった。診察を終えて薬を貰う頃にはだいぶ落ち着いて宿に戻って薬を飲むと、食欲も戻り色々食べ始める。げっそりしていたのが嘘のように食べるし飲むし、でお父さんもお母さんも安心していた。
ところが、、、ちょっと油断すると、またマーライオンに。ここはシンガポールではないよ、とお父さんはいじりながらキミの子供たちを処理し、寝よう寝ようと早めに寝ることにした。キミはお母さんとお兄ちゃんとぴったりくっついて寝るもんだから、お父さんは家族団結リレーでマーライオンの家族が増えないか心配だったけどみんな持ちこたえたね。

翌日はキミもかなり元気になり、もう一日滑りたいというお兄ちゃんを何とか説得し、みんなで家路を急いだ。キミは車中でも機嫌よく落ち着いてすっかり良くなったようだったね。

インフルやコロナを心配したけどそうでもなかったみたい、週明けにかかりつけの小児科に連れて行くと、「風邪だけど、ひどい風邪だね」と言われていた。

見事に波乱万丈の3連休だったけど、青空のもと、お兄ちゃんは2日間30本くらい滑ったようだったし、自然の中でみんな良い気分転換になったね。1歳のキミはマーライオンの化身になったけど、まだ子ライオンだったから、それ以上のダメージもなく、比較的軽度に終わったね。

連休になると、キミたちはちゃんと(?)体調を崩すので、いつも気が気ではなく、計画した旅行とかの予定を遂行できないことはよくあることだけど
今回は全行程をクリアできたことだけでも良かったと思うよ。

数年経ったらそんなこともあったねーと、すっかりキミたちも身体が強くなっているのだろうね。

これから羽ばたくキミたちへ。お父さんのイスタンブール滞在時間は約30時間、往復のフライト時間は26時間だ。。。早く寝よう。

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