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音楽や映画や本や、その他いろいろなレヴューです。
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記事一覧

ダイアナ・クラール 愛のJAPAN TOUR 2024

5月8日。 TOKYO DOME CITY HALL。ダイアナ・クラール様、2019年以来の来日公演初日でございま…

能地 祐子
4日前
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Council “BRIGHT FORMS”

Gabriel Kahane + Pekka Kuusisto = COUNCILつい先日、4月14日にサントリー・ホールでおこな…

能地 祐子
2週間前
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マイティ・ポプラとニッケル・クリーク

えー、「細かくて伝わらないグラミー賞ノミネート」の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝え…

能地 祐子
1年前
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細かすぎて伝わらないグラミー賞2023〜クラシック編その2

●ノミネートおさらい・その2《最優秀オペラ録音賞》 今年の最優秀オペラ録音賞(Best Opera…

能地 祐子
1年前
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細かすぎて伝わらないグラミー賞2023〜クラシック編その1〜

 気がつけばグラミー授賞式まであと10日ちょっと。  最近の紅白やレコ大が若者に媚びてばか…

能地 祐子
1年前
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山瀬まみ 「可愛いゝひとよ」

 近年、ずっとレコード・プレーヤーが夫婦の共有スペースにあったので、夫が使っていないこと…

能地 祐子
1年前
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光あれ、とジュリア・ブロックは歌う。

 あけましておめでとうございます。  年末年始はずっと、米国クラシック界の超新星ソプラノ歌手ジュリア・ブロックのソロ・デビュー・アルバム『Walking in the Dark』(2022)と、クリス・シーリー初の完全ソロ(ほぼ全部ひとりで作ったの意)『Laysongs』(2021)を交互に聴いていた。どちらもノンサッチ・レーベルの前社長ボブ・ハーウィッツがエグゼクティヴ・プロデュースを手がけており、近年のノンサッチ・レーベル魂の真髄を体現したかのようなアルバムだ。うまい表

映画『スージー Q』

2022年5月18日(水曜日)『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』『スー…

能地 祐子
2年前
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フローレンス・プライスのこと

2022年5月15日(日曜日)今、アメリカでもっともめざましい再評価ブームを巻き起こしている作…

能地 祐子
2年前
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【METライブビューイング】 マシュー・オーコイン『エウリディーチェ(Eurydice)』

【METライブビューイング】 マシュー・オーコイン『エウリディーチェ(Eurydice)』 メトロポ…

能地 祐子
2年前
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さんぽとドリフとスケバンと。

東京スケバン散歩プレイリスト《さんぽ音楽_vol.1》、 つくりました。 ほんの1か月くらい前…

能地 祐子
2年前
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細かすぎて伝わらないグラミー賞2022よもやま(その3の3)

【第64回グラミー賞ノミネーション クラシカル部門(3)〜最優秀オペラ・レコーディング賞の…

能地 祐子
2年前
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細かすぎて伝わらないグラミー賞2022よもやま(その3の2)

【第64回グラミー賞ノミネーション クラシカル部門(2)〜ベスト管弦楽パフォーマンス賞〜】…

能地 祐子
2年前
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大晦日の中条きよし

 ここのところ、大晦日は毎年テレビ東京の懐メロ番組『年忘れ にっぽんの歌』を横目で眺めながら用事を片付けている。以前は『にっぽんの歌』や『笑ってはいけない』や紅白歌合戦をグルグル巡回していて、カウントダウンまでテレビのリモコン握りっぱなし状態だった。が、最近はもはや紅白も出場者が軒並みナウすぎてグループ名を覚えるのもやっとこさで、知り合いやお取引先関係の方の出番くらいしか見なくなってしまった。  が、『にっぽんの歌』のほうは逆に、一時期は中途半端に若者向け企画など織り込んでい