※こちらの記事は数年前にメンタルを崩し、
鬱と診断されて心療内科に通っていた頃に書いたものです。
現在は無事回復して、元気にしております☺️

最近、めちゃくちゃ衝撃だったこと。

実はメンタルのバランスを崩してしまい、
少し前から心療内科に通っています。

私にとって落ち込むことや、
死にたいとまで思うことは
大学生位から常に一緒にいたので当たり前のことでした。

きっと今までも病院に行けば、
何かしらの診断を受けただろうし、
それほほど落ちることはよくあったのだけど、
自分としては当たり前のことなので
一度も病院に行こうと思ったことはありませんでした。

でも、少し前、あーもうこれは無理だなぁ、
今回はいつもと違うなぁ、
本当に生きていけなくなってしまうかもなぁ
という位つらくなってしまい、
どうにもできず初めて病院に行きました。

メンタルのつらさもそうですが、
文章が読めなくなってしまったり、
人との会話がうまくできなくなってしまったり、
脳の病気なのかな？と思うほどに
脳がフリーズしたように思考が停止するという、
体にまで異常がでてしまうことが初めてのことで、
日常生活にも支障をきたすというか
本当に生きているのがやっとになってしまったからです。

通院するうちに、
病院でカウンセラーの方による
トラウマ治療ようなものを受けることになりました。

紙を渡され、横軸はこれまでの自分の人生（年齢）、
縦軸は気持ちの上下を示し、
上に行けば行くほど幸せ度が高くなり、真ん中は0、
そして下がつらい、苦しいという軸があり、
「折れ線グラフでこれまでの人生を表現してください」と言われました。

私はどう表現したらいいのかかなり困り悩んだのですが、
結局書いた線は、物心ついた中学生位から全て0以下のつらいゾーンで、
上下する折れ線、基本低空飛行で辛いことが付きまとい、
幸せなことや楽しかったことももちろん一瞬あったりはするのですが、
トータルで見るとずっと辛くて暗い人生を歩んできたんだな
と初めて図にすることで、自分で気づきました。

けっこう落ち込むことも多いし、
辛くて苦しいなと思うことも多かったけれど、
これほどまでとは思っていなかった。

カウンセラーさんに、
この時どんなことがあったのか、
なぜつらかったのか等を話すうちに、
親、学校、世間や世の中、友達、会社、上司
と常に誰かとの比較の中で生き、
誰かに認められることを目標や指標にして生きてきたからなのだなぁと
わかりました。

正直私は今までほとんど、
特に大きめの決断については
自分がこれをしたいから、
自分がこれが好きだから
と自分の本音や感性で選んできたことはありませんでした。

そして、親や上司の期待や友達や同級生や社内での比較をして、
自分を責め続け、ダメな人としてダメ出しをし続けてきました。
それはつらくなるのは当たり前だよなぁと。

全てが他人軸で、自分の喜びや意思など無視なのだから。
今更自分が本当はどうしたい？と問いかけても、
慣れてなさすぎて何もわいてこなかったり、
わからないのは当たり前だよなぁと。
やってこなかったことなのだから。

話を聞いたカウンセラーさんの第一声は
「よくぞ生きてきましたね」ということでした。

大学生位からたまにカウンセリングを受けてきた私は、
今までも「そのお母さんでよく生きてましたね・・・大変でしたね・・・」と言われたことも何度かありました。

確かにうちの母はコントロール型で、
世にいう毒親的な感じだけれど、
中高や大学の友達の母親も同じようなタイプな人も多く
悩んでいる友達も多かったので、
うちだけが特別だとは思っていなかったし、
世間的に見れば恵まれていて、
友達からも「家族の仲いいよね」と言われることも多かったし、
カウンセリングだから寄り添うためにそう言っているんだろうな～
くらいに思っていたのですが、
今回自分でグラフにして目に見える形として認識したことで、
あーこんな自分以外のものに振り回されて生きてきた人生だったんだなぁ
とかなり絶望したのと、同時によく生きてきたなぁ、
自分になりにかなり頑張ってきたんだなぁと自分に感動もしました。

もちろんこれからどう生きていくかは自分で選べるし、
今までそうじゃなかったからこそ、
自分の本音や感性、感覚を大事にして生きていきたいなぁと思うのですが、
同時にすぐすぐそんなにピュアハートとか本音とかオーダーとか
わからなくても仕方ないよねって寄り添いたいなぁと思ってます。

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