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映画感想「劇場版 マジンガーZ/INFINITY」(Filmarksより)

テレビ版から10年後の物語を描いた続編という事で、旧作の第1話のみ観てから鑑賞に臨んだ。

インフラに関する問題や価値観の多様性など今日性を多く含んだ物語と大人になった旧キャラ達の変化が見どころで、紛れもなく2018年のマジンガーZである。
残念なのは今風のアニメに近付けようと小難しい設定を織り込んで消化不良に終わっている点で、終盤のバトルにおいてもそれが足枷になり弾け切れてない印象がある事。

しかし、所長となったさやかや出産を控えたジュンはとても魅力的で、独房での会話は個人的な一番の名シーンである。
熱いロボット物、でも良いが力の入ったアフターストーリーという位置付けが的確だと思う。

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